2年連続MVPへ! ショータイム開幕。
昨季地区優勝の強豪・アストロズ相手に4回3分の2を投げ、9奪三振。1失点で降板した。打者としては開幕7試合でまだ本塁打ゼロだが、打撃に関しては昨季以上の成績が期待されている。昨季終盤は四球攻めにあったが、昨季ケガで途中離脱した強打者のトラウトとレンドンが復帰、2番・3番に控える。この2人が後にいることで簡単に歩かされることも減るはず。また、今季から設けられた“大谷ルール”で、投手降板後も指名打者として打席に立てることになり、打席数増も見込めるのだ。
もう一人活躍が楽しみなのが、広島からカブスへ移籍した鈴木誠也選手。開幕6試合で早くも3本塁打、10打点の大活躍。パドレスのダルビッシュ有選手も2年連続3回目の開幕投手を務め好投。先発2戦目は打ち込まれたが、今後に期待したい。
開幕前に「去年と同じようにやろうとしたら難しい。もっともっと上を目指してやろうと思う」と取材に答えていた大谷選手。シーズン通して“リアル二刀流”でプレーできれば2年連続MVPも夢ではない。大谷選手はじめ、今年も日本人選手の活躍に注目だ!
大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
昨季は、登板23試合でチーム最多の9勝。打者としては46本塁打で100打点をマーク。
ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
今季メジャーに挑んでいる日本人選手10人の中で、最も長い10シーズン目を迎えた。
鈴木誠也(シカゴ・カブス)
広島時代は、打率3割、本塁打25本以上を昨季まで6年連続で記録。早くも新人王の期待高まる活躍!
※『anan』2022年5月4‐11日合併号より。写真・Getty Images
(by anan編集部)