“収録は楽しみだけど怖い”と、気合の入る現場でした。
2011年放送の『ウレロ☆未確認少女』に始まった、シチュエーションコメディ「ウレロ」シリーズ。現在放送中の最新作は、弱小プロダクション「@川島プロダクション」が舞台。劇団ひとりさんやバカリズムさんをはじめとするおなじみメンバーに加え、福原遥さんがレギュラーとして新登場。
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「前作では準レギュラーとして出演させていただいたので、レギュラーが決まった時には嬉しかったです。共演者の方と会うのは久しぶりだったけど、『大きくなったね~』とみなさんが優しく包んでくださり、胸に飛び込む気持ちでチームに溶け込めました。でも、収録には慣れなくて…。あまり演じたことがないタイプの役ですし、お客さんの前で一発本番の収録なので、常に緊張感がありました。何より、会話のテンポが尋常じゃなく速いんです。私はゆっくりしゃべるタイプなので、普段の会話でもついていけるか不安でした。“次に誰が話すだろう”と思いながら首を左右に忙しく振っていました。収録の前日には、“明日はウレロだ。楽しみだけど緊張する”と、気合の入る現場でした」
そんな中でも、「自分から1~2回は笑いを発信できるように頑張りたい」と言う福原さん。
「作品のテンポ感を体に染み込ませるため、自分が出ていないものも含めて作品を見返し、勉強しました。可愛らしい部分と毒舌キャラの両方を見せてギャップを作ってみたり、東京03の飯塚(悟志)さんや角田(晃広)さんにアドバイスをしていただいたこともあります。コメディ作品は、ちょっとした流れやリズム、間で、空気感ががらりと変わる。笑いの感覚は繊細で難しいです。フル回転させていた頭が熱くなり、“普段、使ってないんだな”と思ったことも(笑)。帰宅後に自分の部屋で落ち込んだり反省することも多かったけど、好きな音楽を聴いて奮い立たせていました。シリーズを初めから見ると、より笑えるシーンもあります。いろいろな楽しみ方ができる作品です。私自身、苦労はしたけど、元気がもらえる作品なので、何も考えずに笑いたい時に見てもらえたら嬉しいです」
『ウレロ☆未開拓少女』 個性豊かなレギュラー陣はもちろん、豪華なゲストにも注目!(次回放送の第3話では峯村リエが登場) 脚本は、オークラと、劇団シベリア少女鉄道の土屋亮一が共同執筆。テレビ東京ほかにて毎週月曜24時12分~放送中。
ふくはら・はるか 1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。主演ドラマ『ゆるキャン△』(テレビ東京ほか)が来年1月9日にスタート。『もしもツアーズ』(フジテレビ系)にレギュラー出演中。
※『anan』2019年12月18日号より。写真・小笠原真紀 インタビュー、文・重信 綾
(by anan編集部)