
ABEMAのバラエティ番組『CHANCE & CHANGE』に出演中のNo.1キャストが、チャンスを生かし成功を掴んだ経験から読者世代の悩みや疑問にお答え。今回は、まみ&飛鳥コンビが、ほどよい距離感の見つけ方を考えます。
No.1キャストの“最適解”・バックナンバー
自分に合う距離感をまずは見つけること
── 人の価値観が多様化している時代だからこそ、職場でもプライベートでも、心地よい人間関係を築くために適度な距離感を保つことが大事とよく聞く。けれど、その“適度”ってどうやって見極めればいいのか悩むもの。そこで幅広い世代を相手に接客するなど、たくさんの人と触れ合う機会が多いキャストと一緒に、人との接し方や付き合い方のほどよい距離感を考えていきます。
まみ 私は現在21歳で、基本的に周りは年上の人ばかりなので「若いからしょうがないね〜」と言われないように、どんな人に対しても粗相をしないように気を付けて接しています。
それは接客する上でも意識していることで、ガツガツいってお客さんに不愉快な思いをさせないように、話す内容にも気を配っています。
飛鳥 話していれば大体この人はどれぐらいの距離感が適切なのか、わかってくるよね?
まみ そうですよね。たとえば家族のことを質問して、相手が答えたくなさそうなら話題を変えたり。
飛鳥 私が普段、人との接し方で心がけていることは、誰に対しても敬意を払うこと。お客さんはもちろん、私たちをサポートしてくれる黒服さんがいないとキャバクラの仕事は絶対に成り立たないから、心から尊敬して接しています。
まみ 素敵です。そう思いながら接していると、相手も自然と心を開きやすくなると思います。
── さすが接客のプロ。気遣いがしっかりできているから、相手を尊重しながら良い関係性を構築できているよう。しかし、友達や同僚、先輩との付き合い方を聞いてみると、ふたりから意外な答えが。
飛鳥 実は結構受け身タイプなので、特に同性の前だと人見知りが出てしまい、自分からあまり話しかけられないんです。自分の軽はずみな発言で、相手を不愉快な気持ちにさせてしまったらどうしようと悩むことが多いから。
まみ え、私もそうです! 初めてごはんを食べに行ったりすると、「私、喋りすぎたかなぁ〜」って、家に帰ってひとり反省会します。
飛鳥 わかる! 「浅く広く」の付き合いが苦手で、上京してきて2年経つけど、プライベートで遊ぶ友達は2人しかいない。
まみ 私なんて東京に友達ひとりもいないですよ(笑)。同業の方とも仲良くなりたいけれど、ちょっと腹の探り合いみたいな形になることも多くって、仲良くするのも結構難しいですよね。
飛鳥 そうなの。だから私は、仕事とプライベートの人間関係はできるだけ分けたい。もちろん価値観は人それぞれだから、同業の中にはプライベートも仲良くしている人たちはたくさんいるけどね。
まみ 自分はそっちの人種じゃないから、羨ましいとは思うけど…。
飛鳥 思うけど、実際自分がそうなったら、楽しむことができずにしんどい思いをしてストレスを溜め込むことになるかも。“人は人、自分は自分”。無理しても精神衛生上よくないから、自分に合う距離感を把握することも大事かも。
まみ 自分の性格に合わないことを頑張ってやろうとするのはやめたほうがいい。そのほうがラク! だからといって関わるのをやめるのではなく、興味がある人に話しかけたり、自分の中でできることはコツコツと続けていきます。
飛鳥 私もまみちゃんも友達少ないタイプだと理解した上で、自分なりに、人との接し方を考えてそれを実行しているから、私たちと同じようにコミュニケーションが苦手で悩んでいる方は、無理に上手くなろうとしなくてOKだよ!
まみ 無理しても良い関係は築けるわけがないから、自分の性格を理解した上で、誰に対してもフラットに接していれば、自分に合う人が自然と寄ってきてくれるかもしれませんね。そのほうが心地よい関係を長く続けられるのかも。
profile

飛鳥さん(左)
看護大学を卒業後、一度美容クリニックに就職したが、自分が本当にやりたいことを探すためにキャストに転身。1年間勤めた店を辞めて、4月に電撃移籍。目標は、自分で何でもできる人。
まみさん(右)
18歳で夜の世界に入り、地元・沖縄のキャバクラのトップになり、昨年上京。六本木の有名店を経て、銀座の新店舗へ異動。夢は、沖縄のおばあちゃんに家を買ってあげること。
information

CHANCE&CHANGE
全国のキャバクラで働く人気キャストが集結。エピソードトークを展開しつつ、ナイトエンターテインメントの世界で働く女性たちの“CHANCE”(可能性)を広げ、彼女たちのイメージを“CHANGE”していく番組。ABEMA SPECIALで放送中。現在31話まで公開。CHANCE&CHANGE事務局(フォーミュレーションI.T.S)