働き方が多様化し、転職だけでなく、副業や起業がしやすくなった今、自分らしく働くことを模索する人が増えている。スキルや強みを生かしてもっと成長したい、自分の選択肢を増やすためにキャリアチェンジしたいと思う一方で、漠然とした将来への不安を抱えていたり、なかなか踏み出せずにいる人も多い。
そこで大手企業から転身したり、キャストとして働く傍らYouTubeを始めたりと、自分の道を切り拓いてきたベテランキャストの二人と、セカンドキャリアについて考えていきます。
怖がらず、自分が望む道を突き進んでOK!
メイサ 私が考えるセカンドキャリアは、自分らしさを見つめ直してもっと自由に生きるためにステップアップしていくこと。私自身、新卒で大手銀行に就職したけれど、若いうちから親孝行したいという夢があって。一般企業のお給料だとその夢を叶えるのに時間がかかりすぎると思ったので2年でキャストに転身。周りには「もったいない!」と散々言われたけれど、全く後悔していないし、ちゃんと親孝行できているから早めに決断してよかったと思っています。
そら 私はキャスト歴20年ですが、実は8年前に大きな事故に遭って、その時に今後の自分についてものすごく考えたんです。今までのように無茶をする働き方だと長く続けられない。それでも大好きなキャストの仕事は続けたかったから、もう一本の軸を持とうと思ったんです。それがYouTubeでした。セルフブランディングの場として自分をさらけ出し、キャストとしての自分の価値を違うカタチで高めることで、可能性を広げようと思ったんです。当時、夜の世界でタブーとされていた、整形を公表したりして(笑)。
メイサ キャバ嬢がYouTubeをやるなんて考えられない時代だったから、そらさんの行動は衝撃でした。超かっこいい!
── 自分らしく働くために新しい挑戦をしてきたお二人ですが、失敗を恐れて次のステップに進むことをためらっている人にアドバイスをするとしたら?
メイサ 失敗はあって当たり前。失敗したら、「ああ、やめとけばよかった」とその時は後悔するかもしれないけど、結局はその経験が今の自分の人格を形成している気がします。やってダメだったら次の手を考えればいい。周りからあれこれ言われるかもしれないけれど、正解は自分自身で決めることだから。もし挑戦することに悩んでいるなら、もう自分をどうしようもない状態に追い込むのもあり! 私が銀行員を辞めてキャストになった時、家賃が高めのマンションに引っ越して、稼がないと生きていけない状況を作ったんです。だから初めての夜の仕事も頑張れた気がします。
そら 私もいろいろ失敗ばかりしてきたけれど、後悔は一切ない。失敗は経験になるし、もしダメだったら次にどうするか考えるだけ。失敗した分また新しい挑戦ができるわけだし、自分で選択していける人生ってワクワクするじゃん!
メイサ 女性は確かに、結婚、出産、育児などライフイベントとキャリアの両立が難しいと思うけれど、こうしなきゃいけないってルールは一切ないから、自分の価値観を大事にして進んでほしい。
そら 幸せの価値観は人それぞれだからね。自分自身がその時、一番自分らしくいられるところに身を置くのが健全だと思う。もしキャリア迷子になったら、まずは自分が人生でやりたいことを書き出してみると、新たな視点が見えてくるかも。あと、何でもいいから小さな目標を持つことも大事。小さくても目標達成や成功体験を積み重ねていくと、自信に繋がる!
メイサ 私もジム通いを13年続けているけれど、小さなこともコツコツ積み重ねていくと気持ちも前向きになるし、何でもできるような気がしてくるんだよね!
PROFILE プロフィール

そらさん(左)
18歳の時にこの世界に入り、20年目のベテランキャスト。これからも夜の世界で羽ばたき続けるために、昨年末に11年働いたお店を辞めて、もっと自分らしく輝ける新天地に移った。
メイサさん(右)
大手銀行に就職し、約2年働いた後この世界へ。途中、裏方としてマネジメント業務を中心に行っていたが、昨年2年半ぶりに現場復活。キャストとして働きながら、人材派遣会社を経営。
INFORMATION インフォメーション

CHANCE&CHANGE
全国のキャバクラで働く人気キャストが集結。エピソードトークを展開しつつ、ナイトエンターテインメントの世界で働く女性たちの“CHANCE”(可能性)を広げ、彼女たちのイメージを“CHANGE”していく番組。ABEMA SPECIALで放送中。現在27話まで公開。