「創始者の代田稔が、予防医学の視点から微生物研究の道に入り、乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見。生きたまま腸に届く『乳酸菌 シロタ株』の強化培養に世界で初めて成功し、世に送り出したのがヤクルトの始まりです」と広報の丸山英輝さん。
80年以上も変わらず親しまれてきたヤクルト。現在は世界38の国と地域で愛飲され、1日あたりの販売本数はなんと3900万本!(2017年度実績)
「乳酸菌 シロタ株が入ったヤクルト類やジョア、ソフールだけでなく、大腸で働くビフィズス菌BY株が入ったミルミルなど、ライフスタイルに合わせて飲用できる多くの種類の乳酸菌飲料や発酵乳を展開しています」
そこで乳酸菌飲料のトップランナーであるヤクルトの知られざる秘密を大公開。知ればもっと好きになるかも!?
もともとは希釈タイプだった!
福岡市で製造・販売を開始した当初はビン入りで、水で薄めて飲む希釈タイプを採用していた。その後、飲み切りのビン、プラスチック容器へと変化。これによって訪問販売を行うヤクルトレディの負担軽減になり、飛躍的に発展したとか。
独特のくびれには理由があった!
プラスチック容器を導入した1968年からこの形! このくびれ形状には、子どもから年配までみんなが持ちやすいように、そして一気に飲み干さずに、ゆっくりとおいしさを味わってほしいという想いも込められている。
お店では買えないヤクルトがある!?
数あるヤクルト製品の中で、乳酸菌 シロタ株が一番多く入っているのは「ヤクルト400」。実は店頭販売されておらず、宅配専用の商品。しっかりと特長を理解してから愛飲してもらいたいからと、ヤクルトレディが届けている。
世界に腸活を広めたのはヤクルト!?
一人でも多くの人の健康に貢献するために、1964年から海外に進出。進出初期は乳酸菌を健康に役立てるという考えが浸透していない国も多く、ヤクルトの普及に苦労したとか。現在は世界で8万人以上のヤクルトレディが活躍中。
丸山英輝さん ヤクルト本社 広報室主事補。「ヤクルトはエスペラント語でヨーグルトを意味する“Jahurto(ヤフルト)”を元にした造語です」
※『anan』2018年10月31日号より。取材、文・鈴木恵美
(by anan編集部)
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