バスケ仕込みの肩と腕、あとは馬みたいと言われた太ももが自慢(笑)。
やさしい顔立ちからは想像もできないほど筋肉質で、逆三角形ボディの野村康太さん。モデルとしてはもちろん、俳優としても魅力のひとつとなっている体型の基礎となったのは、小6から高3まで打ち込んだバスケットボール。
「正直バスケ部時代が一番ムキムキで、筋肉も大きかったです。特に肩は、ドリブルやシュートの繰り返しでモリッと鍛えられるんですよ。あと太ももがめちゃ太くなります! 僕も現役の頃は『太ももが馬みたい』ってよく言われていて(笑)。いまはあえて鍛えすぎないように気をつけています。あまり筋肉を大きくしすぎると洋服がきれいに見えない…というか、入らなくなっちゃうので(笑)」
多忙を極めるいまも、ライフワークの筋トレは絶賛継続中。
「一時期は週5でジム通いしていたときもありましたが、いまは週2日、1回あたり1時間15分を目安にしています。今日は腕、明日は背中…とか毎日一つの部位をしっかり集中して鍛えてるんですけど、そのほうが一つのパーツに集中して追い込めるので、このやり方に落ち着きました」
撮影では特にこだわりを持って鍛えているという肩から腕のラインと、ウエストまわりの美しいくびれも披露してくれた。
「腕のトレーニングは…えーと、専門用語が出てくるんですけどいいですか?(笑) まずはダンベルカールで上腕二頭筋を鍛えます。負荷は20kgを10回×5セット。10回あげられる重さを5セット、が僕にはベスト。上腕三頭筋はベンチプレスなど3種のマシンを使っています。でもお腹まわりは一切鍛えてないんですよ。もともと骨盤が小さくてウエストが細いんです。肩と腕は大きいから逆三角形に見えるけど、腹筋をやろうとすると腰を痛めちゃうので、無理はしません(笑)」
筋トレの効果を最大限にするべく、栄養にも気を使っている。
「バナナは2年間、毎朝欠かさず食べています。バナナの糖質ってすごく体に吸収されやすくて、朝とか胃が空っぽの状態で食べると30分で分解されてエネルギーになるんだそうです。あとプロテインはホエイ、それもなるべく添加物の入っていないものを選ぶようにしています。ホエイを選ぶ理由は筋肉を強化するためなんですけど、女性はソイプロテインのほうがいいんじゃないかな。ソイは筋肉を引き締めるだけでなく髪や肌にもいいそうなので。でも何ごとも継続がすべて。最近は筋トレ動画もいいものがたくさんネットにあるので自分に合うものを探して、長く続けてほしいです」
新年に筋トレ習慣化を誓った人も多い(はずの)anan読者にはうれしいアドバイス! 一方で星の数ほどある筋トレ動画。おすすめはありますか?
「僕はなりたい体つきの人を選んで見ているんですけど、おすすめしたいのは…なかやまきんに君! 栄養学やセットの組み方など、初心者から上級者まで勉強になる内容です。でも忙しいときは完璧を求めず、やれる範囲で十分。僕も地方ロケでは、ホテルの部屋で腕立て10回だけ。あと仕事終わりの夜中に24時間営業のジムに行って鍛えることも。疲れよりも、むしろ行ったほうが元気になれるし、心もポジティブになります。落ち込んだときほど、筋トレすると身も心も軽くなるんですよね」
今年も出演作が目白押しの野村さん。多忙の合間に筋トレでリフレッシュしつつ、今年さらに磨きをかけたいパーツは?
「いまは肩と背中を鍛えてもっと分厚い逆三角形になりたいです。筋肉は努力すれば絶対身につくものなので、anan読者のみなさんもがんばりましょう。筋肉がしっかりついてる女子って、めちゃくちゃ素敵だと思います!」
PROFILE プロフィール
野村康太
のむら・こうた 2003年11月30日生まれ、東京都出身。メンズノンノ専属モデル。’24年、ドラマ『夫の家庭を壊すまで』など数々の映像作品に出演。現在はドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)に出演中。