横澤夏子「彼女のように話すことはできないな」 ラジオのパーソナリティに感服したワケ

エンタメ
2022.12.27
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、訪れた街のことを知ろうとする女性、「転勤先を自分のものにする女」になりきり。

アンテナをしっかり張って街歩きをしてみよう!

yokosawa

先日、埼玉のラジオ番組に出演した時のこと。パーソナリティの方と話していると、「金沢にも来てくれましたよね。私、以前、金沢でアナウンサーをしていたんです」と。さらに話すうち、北陸や東北など、私が仕事で行ったことのあるすべての地域に、転勤で住んでいた経験があることが判明したんです。さらに、美味しい食べ物や観光名所、街の人たちの人となりなど、それぞれの街の魅力や事情をちゃんと知っているところがすごいと思いました。しかも、私が金沢のマラソン大会に出たことがあるという話をすると、「だいたい雨なんですよね」と言われ、地元の人だけが知っているような情報もインプットされていてびっくり。福井県を舞台にした私の主演映画のことも知ってくれていて、「福井の人がすごく喜んでいましたよ」と教えてくれました。ラジオのパーソナリティという仕事柄もあるかもしれませんが、街を歩く時にしっかりとアンテナを立てているんだろうなと感じました。私はこれまで5回ほど引っ越したけど、彼女のように話すことはできないなと。勤務地で過ごした時間がちゃんと経験値となっているし、この人はどこでも生きていけるだろうなと、力強さも感じました。ロケ先でも仲良くなれるでしょうし、第二のふるさとと呼べる場所がたくさんありそう。コミュニケーション力や聞く力、取材力などいろいろなスキルが高い人だなと感じました。

彼女のようになるには、たとえ仕事で行く場所でも“街のいいところを見つけに行こう”と前向きな気持ちを持つとよさそう。また、旅先でも地元の方と仲良くなって漁師さんから魚をもらったり、居酒屋で隣の人とお酒を酌み交わすなど、心の扉を全開にして交流することも大切だなと思いました!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。

※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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