プリーツマスク
縫う範囲が少ないから手縫い派もラクラク!
北川さんはプリーツマスク作りにトライ。長引くマスク生活で、ちょっぴり気が滅入りがちだけど、好みの布で作ったマスクなら、気分もアップ! 「手作りだと、いろんな人に見てほしくなりますね。普段、柄モノの服を着ることが多いので、次は無地の生地にワンポイントの刺繍を入れてみたい。ピンクなら肌馴染みもよくて、顔色も映えそう。インドア派なのでおうち時間も平気だったけど、手作りマスクで美術館にお出かけできる日がきてほしいです」
不織布マスクに自分で絵を描くなど、オリジナルアイテムを作るのが好きな北川さん。ステイホーム中は、ヘアピン作りに挑戦! 「接着剤がはみでてしまい、ピンが開かなくなっちゃいましたが(笑)」
作り方
【材料】水通しした布…30×40cmほど/マスクゴム…約25cm×2本
【道具】チャコペン/定規/裁ちばさみ/ゴム通し/ミシン糸(手縫いの場合は、針と糸)/待ち針
※手縫いの場合、基本的には糸は一本取りでなみ縫い。縫い目は、0.3cmくらいを目安に。
1、チャコペンで、水通しした布に図のように線を引き、マスク本体用1枚とゴム通し布を2枚切り取る。
2、マスク本体用の布を外表にして、上側1.5cmをあけ、二つ折りにする。わになった部分にアイロンをかける。
3、イラストの通り、山折り(―)と谷折り(…)の印をつける。
4、下から順番に、印通りに折ってはアイロンがけを繰り返し、プリーツを作り、待ち針を打つ。
5、布が重なっていない上の端1.5cmの部分を三つ折りにして、アイロンをかける。
6、両サイドにしつけをしてから、三つ折りの部分を上から0.5cmのところで縫う。
7、ひっくり返し、ゴム通しの表が合わさるように、それぞれの端を合わせて縫う。手縫いの場合は、半返し縫い。縫ったらゴム通しを谷折りにする。
8、再びひっくり返して、イラストの1から順番に谷折り。アイロンをかけながら、ゴム通しの角を折り込む。
9、サイドを縫う。手縫いの場合は、なみ縫いか半返し縫い。逆サイドも同様に。縫えたらゴム通しを使ってゴムを通し、結んで完成。
榑谷孝子さん ヴォーグ学園で手編み・機械編指導員修了。その後、服飾専門学校を卒業し、同学園教員として勤務する。初心者向けから資格取得コースまで幅広く担当。(公財)日本手芸普及協会ホームソーイング指導員。
きたがわ・ゆり 2001年8月8日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。4期生。おっとりした癒しキャラ。慶應義塾大学在学中で、クイズ番組に出演。カーディガン¥6,800 中に着たプルオーバー¥4,800(共にスナイデル ホーム snidel.com/snidel_home/) スカート¥8,990(エミュール/ロペピクニック TEL:0120・298・133) ソックスはスタイリスト私物
※『anan』2020年11月11日号より。写真・内山めぐみ スタイリスト・武政 ヘア&メイク・KUBOKI yumi(共にThreePEACE) イラスト・momokoharada 取材、文・小泉咲子 撮影協力・TITLES AWABEES
(by anan編集部)