免疫力をUPさせるために、“鼻うがい”習慣を始めよう。

片方ずつ2ccでOK! 実はとっても簡単です。

鼻と口の間にある上咽頭。内科医の堀田修先生によると、ウイルスなどの異物が体に侵入してきたとき、最初に免疫を発揮し、細胞への侵入を防ぐ役割を担っているのが、この上咽頭だそう。

「吸った空気を浄化するのは鼻の役割。なので、鼻の通りを良くし、さらに上咽頭を常に健康にしておくことが、免疫力のキープに繋がります。逆に鼻の通りが悪い人は、浄化装置が上手く働かない上、口から入った空気に含まれたウイルスが喉から上咽頭に届いてしまい、慢性的上咽頭炎を患う可能性が。上咽頭の免疫システムを正常に働かせるためには、鼻の通りを良くしておくことが必須。ぜひ鼻うがいをやってみてください!」

生理食塩水の作り方

・生理食塩水とは、体液とほぼ同じ濃度0.9%の食塩水のこと。体液と濃度がほぼ同じなので、鼻うがいに使ってもツンとしづらいです。

・蒸留水や精製水(水道水を一度沸かしたものでもOK)1Lに9g、500mlなら4.5gの食塩を加えれば出来上がりです。

・出来上がった生理食塩水は、冷蔵庫に入れておけば1週間程度は保存が可能。濃度0.9%と覚えておけば、少量でも作れます。

鼻うがいのコツ

nose

1、頭を大きく後ろに傾けます。真正面を向いたときと比べ、60度くらい後ろに倒すイメージ。

nose

2、スポイト的容器に入れた生理食塩水を、片方の鼻に2cc程度流し込む。反対側も同様に。

[gunosy]
ウイルス対策に買いたい“エアクリーン家電”選び方のポイントもチェック!![/gunosy]

nose

3、口の中に流れてきますが、口から吐き出すのは意外と難しいので、そのまま飲んでOK。

ほった・おさむ 医学博士。著書に『自律神経を整えたいなら上咽頭を鍛えなさい 脳の不調は鼻奥から治せ』(世界文化社)が。

※『anan』2020年4月22日号より。イラスト・別府麻衣 

(by anan編集部)

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line

Today's Koyomi

今日の暦
2025.5.
10
SAT
  • 六曜

    仏滅

  • 選日

    一粒万倍日 天恩日 母倉日

自分のしていること(仕事や専門性の高いことなど)が過小評価されていて、日の目を見ない状態を⻭がゆく感じやすいときです。先進的すぎて理解されないとか、周知が足りないだけとか、内容が難しすぎるとか理由はあるにしても、あきらめないことが大切です。投げ出さずに目標に向かって努力を続ければ必ずチャンスはきます。

Movie

ムービー

Regulars

連載

https://ananweb.jp/tags/live-report
https://www.instagram.com/anan_mag/
https://ananweb.jp/regulars/visu-1gp