「“いいね!”が欲しい」と、リア充に見られるためにSNSに投稿し、女友達とマウンティングをとりあう。ドラマ『だから私は推しました』でそんなアラサーOL・遠藤愛をリアルに演じる桜井ユキさん。

色々な意味が詰まった“推し”。心の繊細な部分を演じました。

sakurai1

「私も中学・高校生の頃は他人の目を気にしていて。息苦しさを感じながら行動していた過去の自分は、愛と似ていると思いました。特に現代は“いいね!”をもらいたくて疲弊している人が多い気がしています。SNSとはラフに付き合うのがいいんじゃないかな」

愛は、結婚目前の彼氏に振られて人生のドン底に。そんな時に出会った地下アイドルのハナに惹かれ、女オタの道へ。

「台本を読んだ時、今までに抱いたことがない感情だったので、大丈夫かな? と不安でした。でも、白石聖ちゃん演じるハナが本当にかわいくて、撮影をするたびに若返る感覚です(笑)。これまで地下アイドルのライブに行ったことがなかったので、熱量に感動! ステージで歌って踊るハナを見て、ロックオンされちゃいました。ライブTシャツを着てペンライトを持つと、自然とオタク心にシフトできるんです」

様々な出来事を機に、愛とハナの関係性が変化していく。

「距離を縮めたいけど、このままでいたい。愛はハナに、初恋のような不思議な感情を抱いています。そんなもどかしい場面も見どころですね」

桜井さん自身の“推し”とは。

「もう夏ですが…“鍋からの雑炊”。カレー鍋や和風鍋など、この半年間は日替わりで鍋を楽しんでいます」

さくらい・ゆき 1987年生まれ、福岡県出身。24歳で女優デビューし、映画『リミット・オブ・スリーピング ビューティ』『サクらんぼの恋』『真っ赤な星』などに出演。11月1日に映画『マチネの終わりに』が公開。

sakurai2

『だから私は推しました』 彼氏に振られてドン底に落ちた遠藤愛(桜井ユキ)は、地下アイドルのハナ(白石聖)と出会い、人生が一変。第2回では、ハナと急接近する。出演/桜井ユキ、白石聖、澤部佑ほか 毎週土曜23:30~、NHK総合で放送中。

※『anan』2019年8月7日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・李 靖華 ヘア&メイク・石邑麻由 インタビュー、文・松下侑衣花

(by anan編集部)

エンタメ-記事をもっと読む-_バナー

男が触れたくなる♡「愛され肌を手に入れる」週1スキンケア法
[gunosy]
#美容 について、もっと深く知りたい![/gunosy]

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line

Today's Koyomi

今日の暦
2025.5.
12
MON
  • 六曜

    赤口

  • 選日

    天恩日

我が身を振り返る、内省する意味のある日で、そこから発展して自分に近い人たちとその外にいる人たちとの関係を見つめることまで含みます。異なる視点・意見をもった相手との間で対立したり迎合したりと揺れ動く様子もイメージされますが、いずれにしても自分の考えや気持ちについてしっかりと見つめることが大切です。

Movie

ムービー

Regulars

連載

https://ananweb.jp/tags/live-report
https://www.instagram.com/anan_mag/
https://ananweb.jp/regulars/visu-1gp