2017年も残りわずかとなりました。時の流れについていきつつ、次の流行を知りたい、ですよね。そこで今回は、NEXTアイドル業界について今年と来年の違いについて、専門家にお話をうかがいました。

アイドルはますます身近に。誰もが“なる”時代へ!?

‘17年は、乃木坂46と欅坂46がアイドル人気を牽引。「AKBグループは、新設の地方のグループが地元に根づいてきて、‘18年は瀬戸内7県を拠点とする『STU48』がブレイク必至。ローカル番組などで地道に活動を続けていて、広島や岡山ではすでに盛り上がっています」(博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー・原田曜平さん)

2
STU48 ‘17年3月に誕生した、瀬戸内を拠点とするグループ。メンバーは現在31人で、‘18年1月、いよいよメジャーデビュー予定。

AKB48の登場以降、アイドルは身近な存在になったけれど、さらにその垣根が低くなる予感。「最近、大学生たちの間で話題の『ユニドル』が、その代表格。これは女子大生のアイドルコピーサークルによる日本一決定戦のことですが、サークルなので基本的には誰でも入れます。つまり、誰もがアイドル気分を気軽に楽しめるのです。彼女たちのように、アイドルを見る側ではなく自ら“なりきる”女子は今後も増えそう」

3
ユニドル 「ユニドル」はアイドルのコピーダンス大会のこと。‘17 年夏の大会では68組が出場。今最も熱い学生イベントとして話題。

女の子の“かわいい”にも新たな概念が加わり、人気になりそう。「ガールズバンド『CHAI』は『コンプレックスはアートだ』として、画一的なかわいいではなく『NEOかわいい』を表現。乃木坂以降、顔面偏差値の高い女子が人気でしたが、‘18年はコンプレックスを楽しむ女子も支持されそうです」(エッセイスト・犬山紙子さん)

原田曜平さん 博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。近著に『それ、なんで流行ってるの?』(ディスカヴァー携書)、『平成トレンド史これから日本人は何を買うのか?』(2018年1/10発売。角川新書)などが。

犬山紙子さん エッセイスト。本誌にて「SanPaKuちゃんのわがまま気まま愛のRoom」が好評連載中。コメンテーターとしても活躍。

※『anan』2018年1月3・10日号より。文・保手濱奈美

(by anan編集部)


#タレントの記事を読む?
#アイドルの記事をチェック!
【女性必見】彼に褒められるバストの育て方 日本一予約の取れない整体師直伝!「美乳強化塾」

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line

Today's Koyomi

今日の暦
2025.5.
11
SUN
  • 六曜

    大安

  • 選日

    一粒万倍日 天恩日 月徳日

今の生活が本心に従ったものではない場合、不満に似た気持ちが抑えられず、自分の価値観に沿ったものに変えたくなる日です。夢や理想がある人なら、なおさらそこに近づこうとする思いは強まりますが、そうはいっても準備は必要です。見切り発車して後で困らないように、目的や期間、必要なお金などを考えておきましょう。

Movie

ムービー

Regulars

連載

https://ananweb.jp/tags/live-report
https://www.instagram.com/anan_mag/
https://ananweb.jp/regulars/visu-1gp