今やCMにも不可欠、大人のブランド力
遠藤憲一さんや松重豊さんなど、脇役としても渋さを放つ大人の男が、今年もCMでは引く手あまた。
「最近はCMがシリーズ化する傾向があり、出演者に演技力が求められるように。その結果、実力のある俳優さんを起用するケースが増えています。また、普段のイメージとは違う、振り切れていたり、かわいらしい演技を見せることも多い。そんな姿を見て、“ここまでしてくれるんだ!”と、視聴者の好感度もアップ」(品田さん)
「ドコモの綾野剛さんや、アフラックの西島秀俊さんなど、夫役を演じることも増える30代後半以降。“こんな夫が家にいてほしい…”と女性の深層心理に訴えかけるのは、大人の安心感や包容力が漂っているから」(犬山さん)
【2017年上半期 男性タレントCM起用社数ランキング】
10社…相葉雅紀(嵐)、錦織 圭、9社…松本 潤(嵐)、遠藤憲一(56歳)、8社…櫻井 翔(嵐)、二宮和也(嵐)、DAIGO(BREAKERZ)(39歳)、7社…イチロー(44歳)、斎藤 工(36歳)、菅田将暉、長瀬智也(TOKIO)(39歳)、西島秀俊(46歳)、松坂桃李、松重 豊(54歳)、山崎賢人
※調査期間:2017年1月1日~2017年6月30日 対象局:日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区民放5局地上波オンエア分) 日本モニター調べ
※年齢は2017年11月8日現在。
ベテランミュージシャンがぞくぞく活動再開。
昨年から今年にかけて、’90年代を中心に活躍していたアーティストたちの復活が相次いでいる。
「新しい音楽を真剣に求めていたミュージシャンたちばかりで、そのメロディは今聴いても色あせていません。当時を知らない若い人たちもカッコいいと感じているはず。また、みなさん現役感があって、“意識さえ高ければ、いつになっても素敵でいられるんだ”と思わせてくれるのも、彼らが支持される理由でしょう」(品田さん)
「年を重ねたうえで、もう一度何かを始めるという熱い想いを持っていることや、実際に行動に移すエネルギッシュな姿が素敵。それに、大人の男が作る曲は、音楽だけでなく詞にも色気があふれていて、胸を打たれます」(犬山さん)
【再始動した大人のミュージシャン】
Hi‐STANDARD…2016年10月リリース(16年ぶり)、THE YELLOW MONKEY…2016年10月リリース(15年ぶり)、小沢健二…2017年2月リリース(19年ぶり)、コーネリアス…2017年6月リリース(11年ぶり)、T‐BOLAN…2017年8月リリース(21年ぶり)
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