音楽番組のステージで青森大学の選手たちと共演した三浦大知さんが、男子新体操に惹かれた理由とは? その魅力を教えていただきました。
三浦大知さん「自分のダンススタイルとの相性の良さを感じました」
以前、ダンスのイベントでBLUE TOKYO(青森大学・青森山田高校男子新体操部出身メンバーで結成されたアクロバットダンスユニット)とコラボレーションをしたことがあり、男子新体操の存在を知りました。厳密にはダンスとは違いますが、フォーメーションやダンサーたちのシンクロ性で魅せるスタイルは、自分のダンススタイルにも通じるものがあり、当時からその相性の良さは感じていました。
今年7月のTBSで放送された『音楽の日』で、青森大学男子新体操部の皆さんと共演したのも必然といえば必然。あの時に披露した僕の曲「Cry&Fight」の振付をしたShingo(Okamoto)君が、リオオリンピックの閉会式に携わっていたこともあり、「三浦大知と男子新体操の組み合わせっていいよね」って、周りのスタッフたちも満場一致でお願いすることになりました。彼らが大会前だったこともあり、前日のリハーサルまでは、互いに映像を送り合う形で練習を重ねていきました。本番に向けてつねにお互いを高め合い、ひたむきに真摯に取り組んでくれる姿には、本当に頭が下がる思いでした。しかも、本番は生放送でしたが、大会という失敗の許されない場で戦っているからか、皆、肝が据わっていて緊張しない。さすが常勝校。その後のインカレ16連覇のニュースは、嬉しかったです。
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