湿度と気温が高い時期の悩みといえば、やっぱりニオイ。実は自分が臭いのでは…? と気になっている女子、たくさんいるはず。
「みなさんが一番気にするのが、やはり汗のニオイ。また、皮脂に含まれる脂肪酸などが分解されることで、“酸化臭”が出ることも。これがいわゆる、“加齢臭”といわれるものです。さらに、角質や体からの分泌物に雑菌が繁殖し、イヤなニオイがしたり、前日の食事のせいで体臭が気になる…なんて声も聞きます。改善策はありますので、対策をとるに越したことはないですが、日本人は清潔であることを好むので、ニオイに敏感になりすぎているところも。気にしすぎず、気楽にケアすることから始めましょう」(服部先生)
ニオイでいちばん気になるのはどこ? アンアン総研のリアルアンケートの結果をご紹介します!
カラダのニオイでいちばん気になるのは?
1位 口臭 31%
2位 足 26%
3位 ワキ 20%
4位 頭皮&髪 12%
5位 デリケートゾーン 8%
6位 その他 3%
実はみなさん、体中のニオイに悩みが…。
女子が悩む3大ニオイ源。1位は口臭で、「深酒の翌日、会話中に同僚に眉をひそめられたことがあります…」(28歳・広告)。おじさまの専売特許的な印象がある足のニオイが、なんと2位。「会食の席で気になり、落ち着かなかった」(30歳・営業)。3位はワキ! 「汗をかくと気が気じゃない」(27歳・事務)。さあどう撃退する?!
では、悩みの解決法について服部先生に聞きました!
暑いと口内がねばつくような…? 私の口臭 、大丈夫!?
→唾液が減ると歯周病の原因にも。口腔バランスを整えて
口の中を湿らせている唾液には、殺菌作用がある。「唾液の量が減り、口が乾くこと(ドライマウス)が口臭の原因のひとつ。歯周病などの原因にもなるので、マウスウォッシュなどで口腔内を清潔に保ち、さらにタブレットやガムなどで、唾液の分泌を促しましょう。また、舌の上にあるニオイの元“舌苔”や、歯に詰まった食べかすを取り除くことも大事」
フランスの自然派美容法でおしゃれに口臭ケアしましょ。
パリ発の総合美容薬局の、マウスウォッシュ。南フランスに湧き出る温泉水を使用。オー・ドゥ・ラ・ベル・アレーヌ¥3,900(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)
ちなみに「友達がニンニク臭かったら、指摘できる?」とアンケートしたところ、「はい」 21%、「いいえ」79%という結果に。
人には指摘できない派が多数。確かにこれって難しい問題。
多かったのが、「相手を傷つけるかも…。言えません」(26歳・ネイリスト)という意見。「同じように、たぶん友達も私の口臭を指摘できないだろうから、私自身も最大限に気を使う」(30歳・PR)という声も。なかには「私は言われてイヤじゃないから、全然指摘しますよ」(26歳・接客)という強者も。友人との関係性の問題か?!
では、「自分の口臭が気になったら、どう対処する?」 調査の結果は…
1位 歯磨きしに行く 58%
2位 ガムやタブレットを食べる 32%
3位 マウスウォッシュする 6%
4位 その他 4%
まずは歯磨きで応急処置。加えて唾液の分泌を促す。
もはやランチ後の歯磨きはマナーレベル。「歯ブラシは日々持ち歩いているので、出先でも気になったらすぐ磨きます」(29歳・営業)。その上で、ガムを噛んだり、タブレットを食べて、ドライマウスを防止する人が多数。また「月に1度、歯科医院に行ってクリーニングをしてもらってます」(27歳・デザイナー)という人も。