カラダにいいもの大賞グランプリ
諸国良品 つげブラシ(3列)

つげピンの“強め刺激”の虜に。頭皮も顔色も、速攻イキイキ!
とかし心地が、未体験の快感を生む! 櫛とブラシのいいとこ取りをした温故知新の商品が、2024年秋のグランプリに決定です。
そもそも、つげの櫛は一生ものとして、嫁入り道具の一つになっていた日本国民に馴染み深いヘアケアアイテム。今回選ばれたのは、無印良品が手がける「諸国良品」のつげブラシ。つげの櫛の魅力はそのままに、コンパクトで握りやすく、頭皮ケアにもふさわしいデザインにアップデートされています。
手がけたのは大正8年創業の「別府つげ工芸」。強度と弾力性を併せ持つ、国産薩摩つげを使用しています。本来つげは柔らかいのですが、燻して乾燥させ数年寝かすことで、粘りがあり、折れにくい素材に仕上がるのです。そこから丁寧に磨きをかけ、一本一本の歯を仕上げて植える作業まで、すべて職人の手わざ。
静電気が起きにくく、髪にツヤが出てうねりが落ち着くブラシなのですが、出色なのは強めの刺激。ガシッと頭皮に当たりつつ、天然木ゆえの適度な弾力としなりもあり、至極のイタ気持ちよさ。頭の疲れやコリが取れ、血行も改善。目はぱちっと開き、頭は軽くなって顔色まで生き生きしてきます。
数万円以上する高級品が多い中、こちらは小ぶりサイズでお値段もお手頃価格に。まずはお試しあれ!

若干丸くした歯の先端部分が、頭皮にイタ気持ちいい刺激を与える。台座は天然木を使用。

頭皮に当てたまま左右にずらすように刺激すると頭皮マッサージに。写真は、頭頂部にあるツボ「百会」付近を刺激。
写真・多田 寛 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ モデル・メイ・パクディ(スペースクラフト) 文・板倉ミキコ
anan 2421号(2024年11月6日発売)より