おすすめアイテムも! PMSと前向きに付き合うためのTIPSを産婦人科医が伝授!

ウェルネス
2023.10.30
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、PMSと前向きに付き合うためのアイテム。PMS=月経前症候群の諸症状、毎月やってくる“当たり前のこと”として諦めていませんか? もっと前向きに付き合うためのTIPSを、産婦人科医の先生に伺いました。

PMSと前向きに付き合うためのアイテム

Beauty

【Tea】リラックス効果のある温かいお茶を休息時間に。

1、EAT BEAU‐TEA~MY FAVORITE THINGS~ 66g¥2,680(DAYLILY)https://daylily.com.tw/

【Supplement】規則正しい食事にプラスし必要な栄養素を補給。

2、SONNENTOR 月のお茶 ビューティフルマジックムーンティー 28袋¥1,512(ビープル TEL:03・5774・5565)

3、女性特有の心身の変化を穏やかにする4つの成分が一度に摂れる複合型サプリ。トコエル 1日 1袋(3粒)目安×7袋¥1,296(大塚製薬お客様相談室〈トコエル〉 TEL:0120・008・018)

【Warmer】足&お腹まわりを温めて不調を和らげる!

4、ルームソックス¥440 

5、冷え対策には、お腹を温めることも重要。オーガニックコットンレーストリムHARAボーイ¥2,100(共にピーチ・ジョン TEL:0120・066・107)

専門家に聞く!! PMSの特徴と気持ちがラクになる知っておきたい対処法。

近年のフェムケア意識の高まりにより、徐々に浸透してきたPMS=月経前症候群という言葉。生理開始前3~10日ほどの間続く、精神的・身体的な不調のことで、生理が始まると軽快するのが特徴だ。頭痛、イライラ、むくみや気分の落ち込みなど症状はさまざま。そんな生理前の不調との前向きな付き合い方と、用意しておくと気持ちがちょっとだけラクになる“お守り”的なアイテムを産婦人科医の八田真理子さんに伺った。

「月経時はエネルギーを必要とするので、エネルギーを十分にためておかなくてはいけないのがその時期。月経前はできるだけストレスをなくし、リラックスして過ごすのが理想です。そのため、睡眠をしっかりとり、1時間でも早くお布団に入ること。普段以上に食生活に気を配ることも大切です」

自宅でよりリラックスした環境を作るために効果的なアイテムはあるのだろうか?

「ハーブティーやイソフラボンの豊富な黒豆茶など、リラックス効果のある温かいお茶を生活に取り入れるのはオススメです。私はクラシック音楽を流しながら、ティータイムをとることも。またスマホの電源をオフにし、SNSから離れる時間を作ってみるのも◎。月経前はイライラしたり、嫉妬しやすい時期なので、静かな時間を作ってみてください」

また生理前は体を冷やさないよう注意することも大切だ。

「体の冷えは心身のゆらぎに影響するので、月経前は普段以上にケアが必要。ふくらはぎや足の裏には、体を温めるツボが集まっているので靴下などで温めましょう」

サプリメントなどで、心身をケアするのもオススメだという。選ぶ際のポイントを聞いてみた。

「最近、PMSの症状軽減にγ(ガンマ)‐トコフェロール、γ‐トコトリエノール、エクオール、カルシウムが有用であるという研究結果が。これらの成分を意識して補うといいでしょう」

カルシウムはなじみ深いが、その他はどういった成分なの?

「γ‐トコフェロール、γ‐トコトリエノールは大豆油や米油に多く含まれているビタミンEの一種で、ナトリウムをゆるやかに体外に排出し、むくみを軽減する働きを持つと考えられています。エクオールは、大豆を食べると腸内で生成される成分。月経周期に伴う女性ホルモンの変動を整えるように働くことで、不調を和らげることが期待できます。PMSは“外界からの刺激を避ける母性本能”ではないかと思っています。まずは食事や睡眠、運動など生活習慣に留意し、自分の体をいたわってください。そしてライフプランを立て、婦人科医を味方につけ、女性として素敵に生きてほしいです」

※『anan』2023年11月1日号より。写真・石沢義人

(by anan編集部)

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