料理研究家の方や、インフルエンサーのレシピって、たまにしか料理しない僕にとって、本当にありがたい存在です。身近に手に入る材料で作れるようになっていたり、手順もシンプルに整理されていたり。レシピを見ながら作れば、「ふむふむ、こうやって切るのか」「こうしておくとお肉が柔らかくなるのか」「ここは中火なのね」「どれどれ、味見してみるか…すごい! 美味しい!」という感じで、レシピにならって手を動かすだけで、自分って料理上手かもという気にさせてくれますよね。そんな楽しい勘違いをしながら盛りつけていざ食べようとすると気づくんですよね、「あれ、なんかオシャレにならない!」って(笑)。

どんなにレシピ通りやっても、素敵なお皿が家になかったり、そもそもお皿選びのセンスに乏しかったりするから、せっかくの美味しい料理が物足りない感じになっちゃう。そんなご経験、みなさんもありませんか? 僕は長年この問題に直面しています。でも今号で料理家・小堀紀代美さんに教えていただいた「秋のひとさライス」レシピで、希望が見出せそうなんです!

ひとさライスは、小堀さんが提案する”ワンプレートごはん”。お肉や魚と野菜がたっぷりのおかずを、ご飯にのっけるというシンプルな構成で、フライパンとお皿ひとつずつあればいいというお手軽レシピです。いわゆる丼モノ?と侮るなかれ、「豚ばら肉とれんこんの甘辛カラシ炒め」「塩たらのコチュジャン炒め」「鮭とカリフラワーの蒸し煮、カレークリームソース」など、のっけるおかずは味付けも食材もバリエーション豊富で、見た目もお洒落。味よし、ビジュアルよしの、毎日作っても飽きないワンプレートなんです。今回の誌面では、秋の味覚をふんだんに使った秋仕様のひとさライスを紹介していただきました。

そして、僕みたいなお皿選び初心者にとって嬉しいのは、盛り付けるお皿を選びやすいというところ。おかずもご飯もワンプレートに盛るから、とっておきのお皿を一枚買えばOK。今持ってるあの皿と合わせるなら…と悩む必要もありません。平皿やボウルっぽいもの、オーバル皿と、形を選ばないのも嬉しいポイント。お気に入りの一皿を探すという楽しみ方もできます。フライパンひとつで作れて、たっぷりの栄養をチャージできる。さらに、初心者でも盛り付けがバッチリ決まるひとさライス。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!(TN)

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今回の撮影でスタイリストさんが用意したお皿の数々。どんなテイストのお皿にも合わせやすいのがひとさライスの特徴です。



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自分のしていること(仕事や専門性の高いことなど)が過小評価されていて、日の目を見ない状態を⻭がゆく感じやすいときです。先進的すぎて理解されないとか、周知が足りないだけとか、内容が難しすぎるとか理由はあるにしても、あきらめないことが大切です。投げ出さずに目標に向かって努力を続ければ必ずチャンスはきます。

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