写真・小笠原真紀 スタイリスト・小川貴子(吉田さん) 中根美和子(商品) ヘア&メイク・城所とも美(アートメイク・トキ/吉田さん) 取材、文・新田草子 PR・ビオフェルミン製薬
目指せ、脱・ぽっこり。特別セミナーを開催!
左:教えてくれた人…山口トキコ先生
医師、日本大腸肛門病学会専門医。2000年、女性が相談しづらい肛門疾患や便秘、下痢などの悩みに応えるべく「マリーゴールドクリニック」を開業。真摯な診察に定評が。
右:吉田明世さん
フリーアナウンサー。昨年TBSテレビを退社し、現在は毎週月〜木曜15:00オンエアのTOKYO FM『THE TRAD』ほか多彩なメディアで活躍。1歳の女の子のママ。
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吉田 先生のお話、すごく勉強になりました。以前、便秘だった時に知っていたら、と。
山口 それはいつ頃ですか?
吉田 20代の半ば、朝の番組を担当していた時でした。夜中の1時半に起きて食事も不規則という生活で、お通じは2日に一回程度。そうしたら、吹き出物はすごいし、おなかもガスがたまるのかぽっこりして、衣装のタイトスカートがきつかったことも。でも、当時は不調だということにも気づいていなかったと思います。
山口 便秘に無自覚な女性、けっこういます。ストレスで胃腸の働きが止まっている人に多い。吉田さんもそのタイプだったのかな。
吉田 きっとそうですね。番組担当を終えたら快調に戻りました。
山口 その後は問題なく?
吉田 おととし、妊娠をきっかけにまた便秘に。出したいけれど、はずみで子どもが生まれちゃうんじゃないかと心配で(笑)、トイレでもいきめませんでした。
山口 なるほど(笑)。妊娠中は黄体ホルモンの影響や腸が圧迫されることで、どうしても便秘になりやすいんですよね。
吉田 結局リズムが戻ったのは、出産後に子どもの離乳食が始まって一緒に朝ごはんを食べるようになってから。朝食は大事ですね。
山口 これから腸を動かすぞ、という体への合図になるんです。
吉田 以来、便秘にならないように野菜やお芋などで食物繊維を摂って、腸にいいと聞いたオリーブオイルも積極的に使ったりしています。おなかを「の」の字にさするマッサージも友人に教えてもらって、お風呂で試したり。今は1日1回お通じがあって、肌のトラブルもほとんどなくなりました。
山口 それはよかった!
吉田 ちゃんとお通じがあると、体が軽くなるし、気持ちも前向きになりますね。ため込むのは心にも良くないんだと気づきました。
山口 その通りです。心も体もすっきりしないのが便秘。気づいたら早めにケアしてほしいです。
音ににおい、便秘。総研の悩みに二人からアドバイス。
吉田 ここからは「私も“たまり女子”かも!?」コーナーとして、anan総研のみなさんのお悩みに、山口先生からご解説をいただきます。まずはこちらから。
旅行に出かけると、便秘になってしまう。
28歳・営業
山口 環境が変わる上に、みんなで行動しなくてはならないので、自分のリズムで過ごすのも難しい。そういうことがストレスになって、旅行中に便秘になるケースはとても多いです。
吉田 わかります。気心知れた友達同士でも気になるものですが、これが例えば彼との旅行になるとさらに気を使いますよね…。
山口 まず出発の数日前から食物繊維や発酵食品を増やすなど食事に気をつけて、排便のリズムを作ることがポイント。旅行中はお水をこまめに、できれば1日1.2リットルは飲みたいですね。あとは朝、ひとりでゆっくりできる時間を作ることも大事です。旅館やホテルなら、共用トイレを使うのもひとつの手かもしれません。
吉田 ただ、ここで部屋をさりげなく出ていくのが難しいんですよね。「家から電話だ」と携帯を持って、ロビーで通話するフリするとか(笑)。どうでしょう。
山口 いい案です(笑)。
会議中のおなかの音やおならが心配。
30歳・マーケティング
吉田 次は「音」のお悩みです。「真剣な話をしている時に限って腸がぽこぽこ鳴る」「おならが出そうになる」。これ、あります!
山口 どちらも、腸にたまったガスによるもの。私たちは普段食べ物と一緒に空気をのみ込んでいるのですが、緊張したり早食いをするとのみ込む量が多くなります。腸内細菌の働きでもガスが発生しますし、こうした気体がおなかの音やおならの原因になるのです。
吉田 ゆっくり食べることや、緊張を解くことがカギでしょうか。
山口 あとはやっぱり、無理せずに出すこと。私は、歩きながらさりげなくしちゃいます(笑)。
吉田 そうするうちに、音を出さない方法を自然と学ぶものですよね。ちなみに私の場合は力を抜いて、押し出さないようにうまく分散させる感じです(笑)。
山口 素晴らしいテクニック! 我慢するとよけいに音が出やすいので、そういうワザを身につけておくといいかもしれません。
おならが臭くて、自分でもイヤ!
31歳・事務職
吉田 続いて参りましょう。ずばり、「におい」のお悩みです。
山口 ガスは腸内細菌の働きでも発生しますが、きついにおいは、悪玉菌による異常発酵が原因。腸内環境の悪化のサインで、便秘と同時に起きる場合がほとんどです。
吉田 おなかも張って苦しいですし、何とかしたいですよね。
山口 便秘の解消が一番の対策。まずは悪玉菌が大好きなお肉や加工食品、脂っこいものを食べすぎていないか見直して、善玉菌が好む食物繊維を摂りましょう。
吉田 野菜や果物を多めに?
山口 はい。それと同じくらい大事なのが、米などの穀物。日本人の腸と相性のいい食物繊維源で、私のクリニックでも、食事を和食中心にしただけで便秘が改善したケースは多いです。
吉田 昔ながらの食事が、やっぱりいいんですね。それにしても今回のみなさんのお悩み、私にも心当たりがあることばかりでした。
山口 忙しく働く女性ほど、対策が後回しになってしまうんですよね。でも、20代、30代なら腸の働きがもともと悪い人はほぼいません。きちんとケアすれば調子は上向きになるはず。まずは食生活に気をつけて、それでも難しければ、整腸剤や便を柔らかくする薬を試しながらうまくリズムをつけるのも一案です。
吉田 そうですね。私も妊娠中、お守り代わりに持っていました。日々腸が喜ぶことを心がけて、万が一にも備える。それが、「たまり女子」卒業への近道ですね!
薄着の季節にぽっこりおなかに悩まないように、
合言葉は“脱・たまり女子”!
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