ワントーン花柄には、攻めのアイテムをかけ合わせて。
甘くなりがちな小花柄もブルーのパンツスタイルならぐんと大人っぽく。
「落ち感のあるジャージー素材はさらっと着こなすだけでこなれ感が狙える優れモノ。大判のスカーフをアシンメトリーにレイヤードすることで、ワンランク上のスタイルを目指して」(スタイリスト・番場直美さん)
「さらっと着心地の良いコットン素材が大人のこなれ感を連れてきてくれる気がしました」(女優・小西桜子さん)
大ぶりのアクセを合わせることで、ラフなセットアップによそ行きのエッセンスを。
「この春は耳元を敢えてギラッとさせる外しテクもマスターするのが正解」(番場さん)
トップス、パンツ各¥46,000(シー ニューヨーク/ブランドニュース TEL:03・3797・3673) スカーフ¥28,000(イェンス stock@j-e-n-s.jp) イヤリング¥28,000(プティローブノアー TEL:03・6662・5436) サンダル¥31,000(G.V.G.V./ケイスリー オフィス TEL:03・3464・5357)
補色パステルはトーンを統一するのがコツ!
春の代名詞ともいえるパステルカラーは補色を組み合わせるのが今季の気分。
「ワントーンコーデよりちょっとだけ冒険するのがこの春のルール。色のトーンさえ合わせてあげれば、コーディネートの組み合わせの幅が広がります」(番場さん)
「反対色のパステルカラーを合わせるコーデは自分では思いつかなかったかも! 袖がくしゅくしゅしているトップスがプリンセスみたいでときめきました」(小西さん)
「重厚感のある白のトングサンダルなど、フェミニンなカラーコーデを足元で崩すと印象がより洗練されて映ります。ゴールドのアクセで大人の遊び心もオン」(番場さん)
ドレス¥47,000(パーミニット info@perminute.net) パンツ¥9,000(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店 TEL:03・6451・1660) パールイヤリング¥14,000(イー・エム/e.m.表参道店 TEL:03・5785・0760) イヤカフ¥6,000(ディー・ユー・イー/e.m. PRESS ROOM TEL:03・6712・6798) ネックレス¥14,000(ソムニウム TEL:03・3614・1102) 人差し指のリング、中指のリング各¥12,500 薬指のリング¥9,500(以上ソワリー TEL:06・6377・6711) サンダル¥58,000(リビアナ コンティ/グルッポタナカ TEL:0120・135・015)
ひとさじの女性らしさを仕込んだ、NEOメンズライク。
マニッシュに徹するよりも女性らしさをひとさじ添えてあげるのが、メンズライクな着こなしのニューノーマル。
「袖に丸みを帯びたジャケットのシルエットやオーバーサイズでありながら透け感のあるストライプシャツなど、セレクトするアイテム自体もジェンダーレスが新鮮。メンズライクと銘打ちながら、ボトムに敢えてスカートを合わせるのも今季ならでは」(番場さん)
リングやブーツなどといった小物使いでアクセントを添えるのもポイント。
「可愛げのある淡いピンクのストライプシャツをブーツでメンズライクに着崩すのがとってもおしゃれだと思いました!」(小西さん)
ノースリーブジャケット¥59,000(パーミニット) シャツ¥21,000(ファーファー/ファーファー ラフォーレ原宿店 TEL:03・6804・3212) スカート¥30,000(アンスリード/アンスリード青山店 TEL:03・3409・5503) イヤカフ¥16,000(ハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239) 右手のリング¥23,000 左手中指のリング¥22,000(共にイー・エム/e.m.表参道店) 左手人差し指のリング¥24,000(レム www.lemme.tokyo) ブーツ¥69,000(リビアナ コンティ/グルッポタナカ)
番場直美さん スタイリスト。小誌のファッションページ「Antenna」を担当。数多くの雑誌や広告で活躍するトレンドセッター。リアリティとモードを融合させたセンスで指名が殺到。
こにし・さくらこ 1998年3月29日生まれ、埼玉県出身。デビュー直後から女優としての才覚を発揮し、話題作のヒロインに続々決定。「DISH//」が歌う主題歌で話題沸騰のドラマ『猫』の主演・金子みねこ役で脚光を浴びる。窪田正孝さん主演の映画『初恋』ではヒロインのモニカを熱演。その他にもドラマ・映画『映像研には手を出すな!』、ドラマ『京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~』など話題作への出演が相次ぐ。
※『anan』2021年1月13日号より。写真・神戸健太郎(小西さん) 大内香織 スタイリスト・番場直美 ヘア&メイク・秋鹿裕子(W) 取材、文・石橋里奈
(by anan編集部)