北海道日本ハムファイターズ・田宮裕涼「チームのみんなと一緒に修学旅行するなら、旅先はNYで!」

エンタメ
2025.03.31

田宮裕涼選手

北海道日本ハムファイターズ、若きチームの力で挑む、頂点。ここでは、チームの主力としてプレーする田宮裕涼選手のインタビューをお届け!

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田宮裕涼「チームのみんなと一緒に修学旅行するなら、旅先はNYで!」

「僕のアピールポイントは、バッティングとスローイング。ファンの皆さんが『ゆあビーム』って呼んでくれている送球に注目してほしいです。野球以外では、笑顔!」

昨季、初めて1軍で正捕手として活躍し、チームのアイドル的存在になった田宮裕涼選手。くったくのない笑顔が魅力の弟キャラながら、ポジションは“扇の要”といわれるキャッチャー。ピッチャーとのコミュニケーションはどんなふうに?

「みんな先輩だけど、キャッチャーとして声掛けはしますよ。『思い切ってきてください』『自信持って投げてください』とかはよく言いますね。去年は1軍で初めて経験することばかりだったので、チームが勝つたびにものすごく嬉しくて、9回表を抑えた後、マウンドの田中正義投手に向かって走っていって抱きついていました。理由ですか? うーん、どうしてだろう。やっぱり嬉しいから。思わず走り出しちゃうんです」

長かったファームでの日々で鍛えた気持ちの部分が、昨季、1軍で100試合以上に出続け、活躍できたことにつながったという。

「勝ったら嬉しいのと同じくらい、自分がミスをして負けたら悔しいし、落ち込みます。でも、次の日に引きずらないように切り替えができたし、守備でミスしたらバッティングで取り返そうという気持ちになれました。ファームでの経験を活かせたと思います。1軍って、やっぱりファンの声援もすごいんですよね。CSのときなんて、1球ごとに大きな声援が聞こえて、感激しました」

田宮選手といえば触れないわけにいかないのが、昨秋のファンフェス《F FES 2024》。田宮選手扮する(?)“オタミヤくん”なる人物が話題をさらった。

「あ、オタミヤくんは僕の友人っていうことになってます、いちおう。彼はアイドルグループ『清宮フレンズ』のファンです。発案してくれたのは淺間さん(淺間大基選手)で、『ひとりじゃ嫌だからタミちゃん一緒にやってくれない? オレはオタマックスでいくから、タミちゃんオタミヤね!』って、細かい設定とかも決めてくれました。すごくウケたのは、たぶん最初のインパクトが強かったから。今年もやるかどうかはわかりません」

高校卒業後、すぐに入団した田宮選手にとって、いちばん思い出深い旅は、学生時代の修学旅行だそう。

「高校生のときの修学旅行でオーストラリアに行ったのがすごく楽しかったです。初めての海外だったから、街並みを見るだけでも、おおっ外国だ! と感動しました。そうだ、今日一緒に撮影した5人のメンバー全員で修学旅行したいです(※)。ニューヨークとか海外で普通に観光をしてみたい。ファイターズの修学旅行、いいですよね」

最後に、今シーズンの宣言を。

「anan読者に向けてですよね? それだったら、憧れのケンティーこと中島健人君に少しでも近づけるように頑張ります! ケンティーの好きなところは、顔もかっこいいけど、振る舞いがザ・アイドルっていう感じがするところ。アイドルの魅力っていろいろあると思うんですけど、僕は王道のアイドルらしいアイドルが好きです」

目指すはプロ野球界のトップアイドル。今季もその笑顔をたくさん見たい。

※山﨑福也投手、松本 剛選手、伊藤大海投手、水谷 瞬選手、田宮裕涼選手

PROFILE プロフィール

田宮裕涼

たみや・ゆあ 2000年6月13日生まれ、千葉県出身。背番号64。’18年ドラフト6位で入団。’24年は初めてシーズンを通して1軍で活躍し、109試合に出場。才能を開花させた。

衣装はすべてスタイリスト私物

写真・森山将人(TRIVAL) スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・北 一騎(Permanent) 山川 芽(yayan) 首藤多佳子(eclat) 取材、文・黒澤 彩

anan2440号(2025年3月26日発売)より

MAGAZINE マガジン

No.2440掲載2025年03月26日発売

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