連載「あなたがいいならそれでいいけど」の今回のテーマは「オス化」。
女性の言動や考え方が“女らしさ”に囚われなくなる「オス化」。「キレイ・可愛い」より、「仕事ができそう」がうれしい。メイクやおしゃれにかける情熱が失われている……などといった特徴が挙げられますが、土田晃之さんはオス化する女性をどのように思っているのでしょうか?
オス化の裏には女性ならではの矛盾が!?
人それぞれ、人生の目標があるはず。会社経営者になりたいとか、地位を上げることに生きがいを感じる人がいたって、全然いいと思う。有能な人が上のポストに就くべきで、そこに男女の性差なんて関係ないはずですからね。
今の社会で女性が社会的地位を得るためには、いわゆるオス化は、しょうがないんじゃないかな。まだまだ上層部には男が多くて、そんな男社会の中で戦うんですからね。当然、女性の部分が減っていってしまうのでは。
ただ、“男女平等の社会”と言いながらも、男に、重い荷物は持ってもらいたい、甘えたい、女扱いしてもらいたい…って、矛盾したことを言う女性もいますよね。逆に、草食系男子が増えたともいうけど、女性が強くなったから、なのかもしれない。女性はそうやって、原因をまず人のせいにしがちなんですよ。もしかして、男に負けたくない! と思う時点で、男が上だと思い込みすぎなのかも。まぁそれは、“女性脳”というらしく、仕方のないこと。女性はそういう生き物なんだと思えば、僕も妙に納得です。