出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、経験を通じて冷凍の知識を身につけた女性、「冷凍に強い女」になりきり。

先を見据えた計画性ある料理をすることが大事。

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第二子が生まれた時、料理上手な旦那のお母さんが、手作りの食事を届けてくれることになりました。「何を作ってほしい?」と聞いてくれたので、お赤飯と茄子の煮浸し、エビフライをリクエストしたところ、なんと、1か月分くらいの食事が送られてきたんです。たとえば、ホワイトシチュー、トマトシチュー、ハヤシライス、中華丼、親子丼。唐揚げやヒレカツのような揚げ物もたくさん。子ども用にと、薄い味付けのものも用意してくれていました。「こんなに冷凍できる食べ物ってたくさんあるの?」「え、お店をやっていたんですか?」と聞きたくなるようなラインナップです。また、餃子はフライパンで焼いた状態で、しかもラップに包まれていたから、そのまま温められて、お皿も汚れない。他の料理はすべて保存袋に分けられ、ほうれんそうのお浸しは根がついたまま茹でたもので、切って絞るだけでOKと、使い勝手のいい形になっていて感動しました。どうしてこんなに完ぺきな冷凍食品を作れるのかと話を聞いてみたら、以前、お義父さんが単身赴任をしていた時に、2週間分の食事を作り、冷凍して渡していたことが判明。その時に、冷凍して美味しいものとそうでないものも検証されていたようです。たとえば、じゃがいもはダメだけど、里芋は美味しい。九州風のおでんもあったのですが、こんにゃくはよくないけど、練り物はいいとか、お義母さんとお義父さんの体験により得た知識が生きていることがわかりました。

お義母さんのように冷凍に強い人になるには、食材の特性を知ることが第一。そして、“ひき肉をいっぱい買って冷凍しておこう”と事前に計画を立てるなど、ストックを使った料理ができるように努力をすることも大事そうです。お義母さんが作ってくれた食事を食べながら、私も娘が出産した時に、同じようにしてあげたいと思いました。その時がくるまでに、頑張りたいと思います!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。

※『anan』2022年1月19日号より。写真・中島慶子 文・重信 綾

(by anan編集部)

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自分のしていること(仕事や専門性の高いことなど)が過小評価されていて、日の目を見ない状態を⻭がゆく感じやすいときです。先進的すぎて理解されないとか、周知が足りないだけとか、内容が難しすぎるとか理由はあるにしても、あきらめないことが大切です。投げ出さずに目標に向かって努力を続ければ必ずチャンスはきます。

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