「ネバヤン」という愛称で、既にジワジワとファンを虜にしているロックバンド、never young beachがアルバム『A GOOD TIME』でメジャーデビューを飾る。メンバーを代表して、安部勇磨さん(V&G)と、鈴木健人さん(D)にインタビュー。
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そもそもネバヤンは、安部さんと松島皓さん(G)の2人の宅録からスタートしたそうだ。

「誰かに聴いてほしいとかは全くなくて、歌が好き、音楽が好きだからはじめました。僕の好きな流行りの音楽を取り入れながら、歌詞では自分の気持ちや生活のことを、正直に書いていましたね」(安部)

その作品を次々にYouTubeにアップ。「歌もメロディも気持ちよく響いてきて、いまの日本にはいそうでいないバンドだと感じました」と鈴木さん。楽曲に惚れた3人のメンバーが加わり、すぐにライブが決まってバンド活動がスタート。

「プロを目指すとか、全く考えないではじめた宅録ですが、いちばんの収穫は、このメンバーが集まったことですね。5人集まると人間のエネルギーの塊がすごいです」(安部)

「最初は知らない者同士のメンバーだったけど、勇磨はそんな間柄でも、こうしたいと遠慮なくモノを言うので、ときにはぶつかり合いながらも、いい化学反応を起こしてくれる。今回のレコーディングも楽しかったですね」(鈴木)

安部さんは全ての楽曲を手掛け、ソングライターとしても注目を浴びる。平成生まれとは思えない懐かしいメロディやアナログ感、生活感に根付いた歌詞が、そのままネバヤンの魅力になっており、親近感を覚えるのかも。

「いまの時代は、誰でも簡単に曲が作れ、発信できるぶん、作っている人間と音楽が直結しないとバレる、と思うんです。僕が好きなアーティストは、作る音楽と、その人ならではの人間力がきちんと繋がっている人。それがないと、あまり好きになれないです。魅力的な音楽を生み出す人間性や人間力って、音楽よりも大事だと思うし、僕もそこはずっと大切にしていきたいですね」(安部)

ニューアルバムのカバーでは、メンバーがボウリングの球を持ってはしゃいでいるが、ライブで全国を回りながら、その土地、土地でマジにボウリングに熱中しているのだとか。ちなみに去年の流行りは「大貧民」だったそうな。この“ナツカシ感”も、ネバヤンの音楽の魅力に結びついているのかも。この夏、フェスにも多数出演する彼らに会いに行こう。

ネバヤン
ネバーヤングビーチ 左・安部勇磨(V)、右・鈴木健人(D)に、松島皓(G)、阿南智史(G)、巽啓伍(B)を加えた5人組ロックバンド。昨年リリースした2nd Album『fam fam』がCDショップ大賞を受賞。9月からワンマンツアーで11都市を回る。

3rd Album『A GOOD TIME』【初回限定盤CD+DVD 】¥3,800特典DVD には初ワンマンツアーより、4 月の東京リキッドルーム公演の模様を収録。【通常盤CD】¥2,600(SPEEDSTAR RECORDS)7月19日発売

※『anan』2017年7月19日号より。写真・内山めぐみ 文・北條尚子

(by anan編集部)

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