
メイク直しですることといえば、プレストパウダーでテカリを抑え、取れかけのチークやリップを足すというのが定番。本当はまつげもきれいに整えたいけれど、マスカラを重ねてもダマになってしまうし、ビューラーをしても思うように角度がつかず、お直しどころかかえって汚くなるハメに…という経験がある人も多いのでは?
「マスカラって直せば直すほど、残念な感じになりがち。でも朝メイクをして夜にオフィスを出る頃にはカールも下がっているし、アイシャドウの粉がついて白っぽくパサついた感じになっていたりと、“なんとかしたい”悩みのパーツでもあるわけです。そこで、まつげのための“お直し用マスカラ”を開発しました」(イプサ商品開発担当・菅野麻沙未さん)
コームでまつげをスーッと軽くとかすだけで朝のカールを復活させ、ツヤや発色の深みもアップする、まさに私たちが待ち望んでいたアイテムだ。
「マスカラ液自体は黒ではなく、半透明のネイビーブルーを採用しました。これにより時間がたってほんのり黄みを帯びてしまったまつげも深みのある黒々とした色に。また、ツヤコーティングオイルがまつげにリッチな光沢感も与えます。もちろんまつげをコートすることで必然的ににじみ予防効果も発揮。さらにセット力の高いラッシュスタイリング成分を配合したことで、時間がたって落ちてきたまつげをカールアップ&キープさせます。コーム仕様でまつげをさばくことができるので、セパレート効果も狙えます」
これがあればもう、使わないマスカラをポーチに入れておく矛盾も解決。そして直す度にまつげの美しさが復活するので、ランチタイムと終業後のお直しと、1日2回使うのもオススメ。今まで抱えていたまつげの悩み、そろそろ本気で解決してみませんか?
※『anan』2016年12月14日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・荻野玲子 取材、文・安井千恵