Q1. 自分のカラダをうまくコントロールできていると思いますか?
思う…4%、まあまあ思う…27%、あまり思わない…42%、思わない…27%
思う理由
朝ランを続けて、10年前の体型をキープ。(32歳)/運動やエクササイズで減量に成功。(26歳)/筋トレ、食事制限、有酸素運動を組み合わせて太らないようにしている。(36歳)/食生活を意識し、パーソナルジムに通ってくびれボディに。(34歳)
思わない理由
ストレスが溜まると暴飲暴食してしまう。(32歳)/運動をあまりできていない。(37歳)/甘いものや脂っこいものをつい食べすぎてしまうし、筋トレやダイエットも長続きしない。(34歳)/仕事や育児に追われてメンテナンス時間がない。(37歳)
運動を習慣づけると満足度がアップする!
ボディコントロールできていると感じている人はわずか約3割。「コントロールできているとある程度感じている人は、運動を習慣化している人が多い。一方、できていないと感じている人は食事を理由にしている人が多いです。運動をするとセロトニンやドーパミンなどが分泌され、幸福感が高まって前向きになるので、そういった点でも自己評価に違いが出ている可能性も」(佐々木さん)
Q2. 今、特にコントロールしたいと思う部位はどこですか?
1位…お腹
年とともにウエストまわりに肉がつきやすくなった。くびれを作りたい。(39歳)/インナーマッスルを鍛えてお腹を引き締めたい。(37歳)/お腹のぽっこりさえなければ標準体型に見えるのに…。(39歳)/腹筋を割りたい。(36歳)
2位…脚
太ももの脂肪とセルライトをなくして引き締めたい。(27歳)/スリムなボトムスをはきこなせる細い脚にしたい。(34歳)/しなやかな筋肉をほどよくつけたい。(33歳)
3位…お尻
もっとボリュームを出した上で、ヒップアップしたい。(39歳)/年齢とともに垂れ下がってきている気がするので、キュッと引き上げたい。(31歳)
お腹、脚、お尻は女性の永遠のテーマ。
女性らしいボディラインを目指す人たちにとってバストや二の腕なども気になる部位かと思いきや、この3つの部位が圧倒的に多く回答された。「この順位は不動。女性の永遠のテーマといえるでしょう。ただし、どの部位も理想に近づけるのが難しいパーツです。内臓や姿勢、歪みなどと深く関わっていて、運動しても締まらない場合も多々。鍛え方を間違えて太くなってしまう人もいるので、まずは原因を知ることが重要」(森さん)
Q3. うまくボディコントロールできていると思う女性タレントは?
1位…ローラ、2位…菜々緒、3位…中村アン、4位…北川景子、5位…深田恭子
女性が憧れる美ボディの持ち主たち。
どのタレントも、女性たちが憧れる健康美の持ち主。とくに上位3人は、テレビやCMなどでフィットネスをしているイメージの強い人がランクイン。「ローラさんや中村アンさんがメディアやSNSでトレーニングを広めてくれた功績はとても大きいと感じています。彼女たちに影響を受けて、トレーニングを始めた人も多いのでは。女性たちにとって、ボディメイクをより身近なものにしてくれた存在だと思います」(佐々木さん)
Q4. 年齢とともに、目指すカラダは変わりましたか?
ただ痩せているより、年齢を重ねるにつれて筋肉の重要性に気づいた。(34歳)/細いだけじゃなく、きれいな筋の入った腹筋に憧れが。(36歳)/学生時代はひたすら痩せてるほうがいいと思っていたが、今はメリハリのあるカラダがいいと思う。(27歳)/年齢とともに骨盤や骨格の歪みを改善することできれいな体型を目指したいと思うように。(30歳)/体重が軽いカラダより、適度に筋肉がついてフォルムがきれいなカラダ。(37歳)/若い頃はとにかく痩せたいと思っていたが、最近はパーツごとに美しく鍛えたいと思う。(32歳)
どの年代も、脱“痩せ信仰”の傾向が顕著に。
ただ細いカラダではなく、ほどよく筋肉のついたメリハリボディの支持率がどの年代でも高い。「これまで日本人は“痩せ信仰”が強く、体重を気にする人が多かったのが、最近ではSNSなどで様々な体型の人を見る機会が増え、美しさの概念が少しずつ変わっています。最近ではジェニファー・ロペスのようなボリューミーなカラダになりたいという人も。女性らしい曲線美のあるボディラインにこだわりを持つ人は増えていますね」(佐々木さん)
佐々木ルミさん ささき・るみ モデル、ボディメイクトレーナー。機能的な美ボディを作るメソッドに定評が。健康的できれいに歳を重ねるウェルネスエイジングを提唱。インスタグラムやYouTubeも人気。
森 拓郎さん もり・たくろう 運動指導者。運動の枠だけに囚われず、様々な角度からボディメイクを提案する。モデルや女優などからの信頼も厚い。YouTubeチャンネルで発信するボディメイク情報も好評。
※『anan』2021年1月27日号より。取材、文・澤 薫
(by anan編集部)