坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する連載「あなたがいいならそれでいいけど」。今回のテーマは「セカンドバージン」。
20代後半～30代前半の遊び盛り、仕事も忙しく、趣味や女子会にどっぷり。気づいたらもう何年もセックスからご無沙汰な状態の女性のこと。このまま一生セックスしないまま？ と不安に。そんなセカンドバージンについて、坂上さんのご意見は…？
今は仕方なくても、この先発情期が来ると信じて
たしかに、私生活においても“性”を必要としない人が増えてきていますよね。実際、世の中の空気的にも、どんどん性から遠ざかっている感じがしますよ。何を隠そう、僕自身もそう。年齢、というのも重要な要因です。30代くらいまでは、それはもう遊んでいたけど、今はもうそんな体力はありません。ただ、僕の場合は、体力自体は減退しているけど、自分の中での波というかサイクルみたいなものがあって、数年後にはまた発情期が来る、という予感はあるんです（笑）。
仕事優先の時代、女性の場合も、本来は遊びたい盛りの30代が、働き盛りになってきちゃっていますよね。ただ、働き盛りを理由に、彼氏を作らない、疲れた、面倒くさい…という理由はダメ。「こんな自分でもいいや」という妥協は、ただ何かのせいにしているだけですから。
“一人慣れ”したな、と思ったらキケン信号。素敵な人がいつ現れてもいいように、日頃から“女性らしさ”をキープしておくことは大事です。必ずこの先に、発情期が来るはずだと信じましょう。
さかがみ・しのぶ 俳優。『バイキング』（フジ月～金曜）メインMC。『好きか嫌いか言う時間』（TBS月曜19：56～）、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。
※『anan』2017年3月22日号より。イラスト・3rdeye 文・保手濱奈美
（by anan編集部）
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