広瀬アリス、理想の相手は二次元?「ストライクすぎて、その人以外考えられない」

エンタメ
2017.01.09
取材現場に現れると、くるくると表情を変え、楽しげに取材に応じてくれた広瀬アリスさん。
広瀬アリス
ひろせ・ありす 1994年生まれ、静岡県出身。近作にドラマ『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』、映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』『L -エル-』など。ドラマ『愛を乞うひと』が、1月11日21:00~NTV系で放送。ヒロインをつとめた映画『新宿スワンⅡ』は1月21日公開予定。映画『巫女っちゃけん。』『氷菓』など話題作の公開も控える。

可憐な姿ながら驚くほどの気骨の持ち主であり、同時にオタクな一面も持つ、多面体な女優だ。そんな広瀬さんの魅力に、インタビューで迫りました。

――以前、キラキラした作品は苦手だとおっしゃっていましたが、プライベートはキラキラさせたいと思う年齢だと思いますが…。

プライベートに、キラキラのキの字もありませんからねぇ…。お休みの日なんか、だいぶダラダラしてますよ。たいてい、一日中ずーっと家で漫画を読んでいます。ズボラというか干物というか…。

――少女漫画を読んで、私もこんな恋愛したい、と思ったり?

漫画は大好きなんですが、読むのはヤングジャンプとかヤングマガジンとか、青年漫画誌ばっかりなんです。少女漫画…とくに恋愛モノは、得意か苦手かで言ったら、どちらかというと昔から苦手なほうでした。青年漫画でも、好きなのは『キングダム』や『ベルセルク』のような、非現実的で、戦いで道を切り拓いていくような世界観が好きなんです。

――素敵な恋愛に憧れを抱く、みたいなことは…。

学生時代はいっつも「恋愛したい!」って言ってましたよ。でも、全然モテなくて…。

――そんなはずないです!

本当なんです。中学の頃、卒業が近くなるにつれて、クラス内にカップルがどんどん増えていったんです。中3の時にミス・セブンティーンを獲ったし、私も誰かに告白されるんじゃないかって思って、それまで寝癖のまま学校に行っていたくせに、ちゃんとブローして行くようになって。ドキドキしながら待っていたのに、結局、誰からも何も言われず、そのまま卒業してしまいました(笑)。

――高嶺の花すぎて、声をかけられなかったのでは?

中学の友達に会うと、いまだに「あの時のアリスは、まったく恋愛対象に入らなかった」と言われますから。でも確かに、年の近い兄がいて、ずっと一緒に育ったこともあり、男っぽいノリがあったんだと思います。

――年齢的にも、周りの同級生はおしゃれやお化粧に興味津々だったと思うんですが、その頃に寝癖で登校ですからね…。

本当に何も気にしてなかったですからね。こんな私を、誰か好きになってください、って思ってましたけど、それはさすがに無理ですよね(笑)。

――妹の広瀬すずちゃんも同じお仕事をされていますけれど、妹さんが同じ業界にいるのって、どういうお気持ちですか?

昔から何も変わらない妹ですし、ふたりでいると、どこにでもいる姉妹って感じです。

――ちなみに広瀬さんは、どんなお姉さんですか?

私は、もともと3兄妹の真ん中なので、結構自由なタイプなんですよ。ただ、いま兄は地元で暮らしていて、妹とふたりだけだから、私がちゃんとしないといけないなって思うようになりました。すずは、典型的な末っ子気質なんですよ。可愛がられ方を知っているっていうのかな。ああやって誰にでも素直に甘えられるのは、本当に羨ましいし、とてもとても嫉妬しています。もう…憎いっ(笑)。

――先ほどから伺っていると、漫画はよく読んでいらっしゃるようですが、広瀬さんはテレビはご覧になることはありますか?

テレビを見る時はアニメかバラエティが多いです。

――…なるほど。やっぱり2次元なんですね。では、2次元で理想の男性キャラはいますか?

います! います! います! 『東京喰種(トーキョーグール)』の金木研君が、私のなかではストライクすぎて、その人以外考えられないってくらいです。自分でチケットを取って、声優さんのイベントにも参加してますし。

――金木君のどの辺が、広瀬さんの心に刺さるんでしょう?

若いのに哀愁漂っているところがすごく良くて、ひたすらカッコいいんですよ。ひたすら。情けない姿もいっぱい描かれているんですけれど、それすらもカッコよく見えてきてしまうんです。

ひろせ・ありす 1994年生まれ、静岡県出身。近作にドラマ『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』、映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』『L‐エル‐』など。ドラマ『愛を乞うひと』が、1月11日21:00~NTV系で放送。ヒロインをつとめた映画『新宿スワンⅡ』は1月21日公開予定。映画『巫女っちゃけん。』『氷菓』など話題作の公開も控える。

広瀬アリスさんが出演する舞台『世界』は、1月11~28日、渋谷・Bunkamuraシアターコクーン、2月4~5日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。とある家族の物語を中心に、逃れられない人間関係の機微を描く。作・演出は、映画『葛城事件』で、脚本・監督をつとめた赤堀雅秋さん。BunkamuraチケットセンターTEL:03・3477・9999

ワンピース¥43,000(TERA/ティースクエア プレスルームTEL:03・5770・7068) イヤリング¥14,500 バングル¥16,000(共にソムニウム/ソムニウムTEL:03・3614・1102) パンプスはスタイリスト私物

※『anan』2016年2017年1月11日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・TEAM OKI(C.C) ヘア&メイク・菅野綾香(ENISHI) インタビュー、文・望月リサ

(by anan編集部)

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