いま美容業界で話題のキーワードといえば、レチノール、ナイアシンアミド、ペプチドといった“成分美容”のほか、NMNやヒト幹細胞といった細胞レベルにアプローチできる“次世代エイジングケア美容”。成分美容に関しては、今回の特集号でも「美肌スペシャリスト」の資格も持つ私立恵比寿中学の安本彩花さんが美容皮膚科医の山田麻友先生と新商品をお試ししつつ、各美容成分を深掘りしてくれたのでそちらをぜひチェックしていただきたいのですが、NMNとヒト幹細胞に関しては、今回私、編集Nがサロンやクリニックにて体験してきました! その全貌は漫画仕立てで誌面でも紹介しているので、こちらではリアルな感想をレポートさせてもらいます。

そもそもNMNとヒト幹細胞とはなんなのか。NMNはニコチンアミドモノヌクレオチドという医療分野でも注目される“若返り”成分で、長寿遺伝子ともいわれるサーチュイン遺伝子に働きかけるもの。美容分野でも最近ではサプリとして見かける機会も多くなってきています。ヒト幹細胞はというと、肌の細胞の生まれ変わりや再生を促進する細胞のこと。幹細胞コスメは植物由来のものが近年注目を浴びていましたが、ここにきてより肌と馴染みのいい、ヒト由来の幹細胞コスメが徐々に市場にも出てくるように。

今回私が受けたのは、NMN点滴とヒト幹細胞コスメを使用したフェイシャルメニュー。NMNはSINTOのサプリで、ヒト幹細胞はfracoraの美容液でそれぞれすでに効果を実感していたものの、クリニックやサロンで受ける施術ははじめて。NMN点滴は原宿のおしゃれな美容総合クリニックの個室で受けたという以外は一般的な点滴と過程は変わらず、ビタミン点滴のようにわかりやすく全身をビタミンがめぐる感じもなくて効果を実感しにくいかもと思っていました。ところがだんだんと時間が経つにつれなんとなくですが、代謝が上がったのかいつもより汗ばんだり……その日会った仕事仲間には「きょうなんかいい感じ」との言葉まで! そして別日に受けたヒト幹細胞コスメを使用したフェイシャルメニュー「BELLA CELLAトリートメント」は海綿の極細針で角層に刺激を与え、ヒト幹細胞由来の美容液成分を肌に浸透させていく…というメニューだったのですが、海綿の極細針がなんともいえない新感覚の刺激で、浸透させるまでの間、顔が洗えないというので夜通しその刺激とともに過ごすのがすごく新鮮で。翌日くらいから古くなった角層が皮となってめくれたり、ターンオーバーが進んでいるのも実感でき、落ち着いた頃には心なしか肌がワントーン明るくなった感じもしました。

いずれのメニューも継続することが大事とのこと。改めて“美は一日にしてならず”を実感した体験でもありました。(YN)



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いくら説明しても分かってもらえないので、実際に体験してもらうほうが早いと考える傾向がある日です。同じ経験をすることでの絆や共感――といえば柔らかく温かな印象すらありますが、実際には強引さや強情さが出やすい日ですので、無理筋なことを言ったりしたりするのは避けましょう。何事も穏やかに、素直に接して吉です。

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