師弟から夫婦に…丸山桂里奈が恋に落ちた、本並健治のワイルド過ぎる行動とは?

2023.2.13
共にサッカー日本代表として活躍した元アスリートカップルである、丸山桂里奈さん&本並健治さん。監督と選手でもあったふたりは、互いを理解し、信頼し、いつしかかけがえのない存在に。

現在はバラエティ番組に夫婦で出演するなど、仲睦まじいふたりだが、かつてはサッカーチーム「コノミヤ・スペランツァ大阪高槻」の監督と選手という間柄でもあった。師弟関係の壁を越え、惹かれた経緯は気になるところ。

maruyama

丸山桂里奈:「~高槻」時代は本並さんにめちゃくちゃ怒られましたよね。

本並健治:怒っていたのではなく指示。

丸山:いや、私の中では鬼監督という印象でした。でも、立場やキャリアとか関係なく、どの選手にも平等で、信頼できたし、尊敬できる人だなと思っていました。

――リスペクトの存在から、どう恋愛に発展していったのですか?

丸山:本並さんが監督を辞めた年に私も現役を引退して。サッカー教室の指導者の仕事をやる際、本並さんに相談したんです。でも、電話では話が噛み合わなくて。

本並:電話だと何を言うてるか、全くわからんかった。

丸山:それで会って話すことになり、初めてふたりで食事に。イタリアンのお店だったんですが、本並さんは自分が頼んだ大きなピザを切らずにそのまま食べ始めたんです。普通は、切り分けて食べますよね。なんてワイルドなんだって…その姿に惹かれて気になり始め、そこから猛アタック(笑)。メールを送ったり、食事に誘ったり。

本並:でも、僕は相談を聞くだけのつもりだったので、自分のことを好きだとは思わず。元が選手と監督の関係なので、恋愛相手として意識していなかったんです。

――本並さんが丸山さんを意識されるようになったきっかけは?

本並:コロナ禍に入り、外で会って相談を受けることが難しくなったのが大きな要因だと思います。

丸山:「うちに来ますか?」と誘い、家で食事するようになって。

本並:誘われたらドキッとするし、ちょっと意識もしますよね(笑)。

丸山:それからふたりで過ごす時間が増えて、お互い、一番近い存在に自然となっていきました。ただ、私は「好き」な気持ちを伝えていたんですけど、「付き合う」という具体的な言葉はなくて。半年ほど経った頃、私が「これって付き合ってるんですかね?」と聞いたら、「まぁ、そうやな」って。

本並:(照れくさそうに)アハハ。

丸山:これだから“昭和の男”ってホントに大変だなって(笑)。

本並:おまえも昭和の女やろ(笑)。

丸山:でも、初めて答えてくれたので嬉しかったですね。

――おふたりが交際や結婚を決意した決め手はなんだったのですか。

本並:一緒にいて“楽しそう”ってこと。選手時代から彼女の周りには人が集まり、笑顔で溢れていて、人を惹きつける魅力があるんですよね。あとは食事や健康面を気遣ってくれるところですかね。

丸山:胃袋を掴んだってこと?

本並:そういう部分もあるね。

丸山:本並さんは私の選手時代の顔も、バラエティに出ている今の自分も知った上で好きだと思ってくれるのが信頼できるなって。

本並:オンとオフのギャップに惹かれたというのもあると思います。

丸山:あと、本並さんは「自分がやりたいことに挑戦しなさい」と言ってくれるんです。番組でおバカなことをやっても否定しない。

本並:人生一度だし、やりたいことをやったらいいと思っています。

――最後に、おふたりが思い描く理想の関係を教えてください。

本並:こんな感じで変わらず一緒にいたい。子供が生まれたらさらに喜びがプラスされて、3人で笑っていられたらいいなと思います。

丸山:うちの愛犬がメスで、本並さんにすごく懐いていて。さらに生まれてくる子供も女の子なのできっと懐くと思うし、私も負けてられないなって。子供ができると奥さんは2番になると聞きますが、私は本並さんの中での1番でありたいし、私もやっぱり1番は本並さんでいたいなと思っています。

History

2012年:監督と選手として出会う

2016年:丸山さん引退、本並さんも監督を退任

2020年1月:初めてふたりでの食事、丸山さんからの猛アタック開始

2020年6月:交際の“確認”後、正式なカップルに

2020年9月:入籍

まるやま・かりな 1983年3月26日生まれ、東京都出身。元サッカー選手。現在はタレントとして活躍中。今月、第一子を出産予定。

ほんなみ・けんじ 1964年6月23日生まれ、大阪府出身。元サッカー選手。引退後は指導者や解説者として活躍。『ラヴィット!』にも出演。

※『anan』2023年2月15日号より。写真・水野昭子 インタビュー、文・関川直子

(by anan編集部)