横澤夏子「私にとっては『たれぱんだ』『こげぱん』がそう」 話の引き出しを増やすコツ

エンタメ
2022.07.04
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、過去の記憶が次々と蘇る女性、「年代物の車にテンションが上がる女」になりきり。

その時どきの流行と自分をしっかりと結びつけよう。

yokosawa

今年の3月に警察署の一日署長をやらせていただきました! その時、交通課で出会った女性警察官の方が、めちゃくちゃ車に詳しかったんです。とある車を見て、「これ、私が免許を取って一番最初に乗った車だわ」と話しているのを聞いて、なんてカッコいいのだろうと。車と自分の人生がセットになっている方って、そうそういないなと思いました。しかも、その後に「やだ、年齢がバレちゃう!」と言うところまでがセットで(笑)、年代のバレ方もなんだかおしゃれ。トレンディな感じも素敵だし、楽しい時代を車と一緒に過ごしてきたんだなということが伝わってきました。

車という、私にはない話の引き出しを持っていることもいいなと思ったのですが、たとえ車ではなくても、“あの時これが流行ってたよね”と、話を膨らませることはできますよね。音楽でもいいし、食べ物やキャラクターでもいい。私にとっては「たれぱんだ」や「こげぱん」がそうで、「メモ帳持ってた! 友達にめっちゃ手紙書いてた!」と、自然と記憶が蘇ります。ドラマでいうと『ごくせん』、あと、ケータイ小説の『恋空』も当時のことを思い起こさせるトリガーになっています。

まずは、自分の過去を振り返ってみて、いつ、何が流行っていたのか。その時、自分が何をしていたのかということを思い出してみましょう。すると、話の引き出しが増え、こうした話題になった時困らないですよね。以前使っていた携帯が手元にある人は、カバーを見るだけでも当時の記憶が蘇ってくるはず。それと同時に、振り返った時に、今の時代に流行ったものや今の自分を懐かしむことができるよう、いろいろなものを写真に撮って残しておくことも大事だと思いました!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。

※『anan』2022年7月6日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

PICK UPおすすめの記事

MOVIEムービー