名前をど忘れ!? 横澤夏子「相手が気まずくならないように、名乗るスキルって大事」

エンタメ
2022.06.11
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、先回りして相手に気を使わせない女性、「名前を名乗る女」になりきり。

相手に言われる前に名乗ってみるのもアリ。

yokosawa

この間、久しぶりに会った「ルミネtheよしもと」のヘアメイクさんの名前が出てこないというミスをしてしまいました。ずっとお世話になっている人なのに…! でも、「えっと…、あ、メイクさん…」となっている私に、「ゆかだよ、ゆか! そんなに気にしないで。大丈夫だよ!」と、感じよく名前を教えてくれたんです。自分から名乗ることって、なかなかできないもの。しかも、私が「名前が出てこなくて」とすべてを伝える前に名前を言ってくださったことが、すごくありがたく、助けられました。相手が気まずくならないように名乗るスキルって大事だなとも思ったんです。

私も街で、「あ、ほら、あの!」「CM見てるわよ」「お子さん生まれたのよね」と話しかけていただくことがあるのですが、“私のことを知ってくれているけど名前は出てこないんだな”という時に、ヘアメイクのゆかさんを見習って、「横澤夏子で~す」と言うようになりました。それに、今はマスクをつけていることが多く、顔がわかりにくい時代だし、相手に気を使わせないよう先回りして自分の名前を最初に申し出たほうが、お互いにスッキリしていいですよね!

まずは、“自分の名前は意外と知られていないもの”と、あらためて意識してみるのがいいのではないでしょうか。“ちゃんと名乗ろう”という気持ちに、自然となれそうですよね。そういえば、よしもとの養成所に入った時にも、先輩に「お前のことを知ってる人なんていないんだから、ちゃんと名乗れ!」と言われ、“その通りだな”と思ったこともあります。あとは、初めての仕事の場所であれば、名札をつけたり、持ち物にさりげなく名前を書いてアピールするのもよさそう。名前を知ってもらう努力、頑張ります!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。

※『anan』2022年6月15日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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