岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「アオリ」です。
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前回の“フェイク”の話とつながるのですが、歌の合間などで入れる「飛べー!」や「踊れー!」のような“アオリ”もライブでとても大事にしています。僕は観客を盛り上げるアオリもよくするタイプのミュージシャンだと思います。これをする上で「影響を受けているな」と思うのが、小さいころからよく聴いていたQueenのフレディ・マーキュリーです。例えば「We Will Rock You」では、フレディはサビの「We will, we will rock you」の部分をほぼほぼ歌わないんですよね。ライブではサビの部分は観客が声を合わせて歌って盛り上がります。フレディはサビ前に「everybody」とか「come on up」「sing it」と声をかけてオーディエンスを煽ります。その煽り方がめちゃくちゃうまいんです。観客が歌いやすくなるような音の持っていき方だったり、タイミングを計ってアオリを入れてくれるんです。みんなが「We will」の「ウィ」の音が出しやすいように、持っていってくれるんです。それがすごいなと思います。

僕もライブでは、みんながノリやすくなるようなアオリを常に考えています。「Quick Report」という曲では「観客のボルテージは一気に最高潮に!」というフレーズを入れました。この歌詞で煽られたら「観客のボルテージは一気に最高潮」にならざるを得ないじゃないですか。こちらから先に言ってしまえば、それにノらないのは損ですから、もうやるしかない! となるはず。日本のお客さんは受け身の方が多い。自由に踊るとか、自由に歌うとかを自分発信ですることが苦手です。だからこそ、ステージに立つ側が先導して盛り上げるのが大事かなと思います。

僕的なアオリのポイントはまずは声量。どんなことでもめちゃくちゃ叫ぶと「え、大事なこと言ってる!?」とみんな聴いてくれるし、盛り上がってくれる。あとは尺感やタイミングなども大事ですが、もっとも大事なのはやはり、何を言うかだと思います。言葉が大事。本心から湧き上がってきた言葉であれば、小さいライブハウスでもどでかいアリーナでも同じように響くと思う。だから、僕はアオリの文句は事前に決めておかないんです。本番の時にアドリブで出てきたものを言っています。ど直球で泥くさい考え方かもしれませんが、その場その場の思いを乗せたものほどみんながついてきてくれると思っているんです。

おかざきたいいく NHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック』Season2(毎週水曜22:00~)の放送がスタート。また、1月16日から始まるTBS日曜劇場『DCU』(21:00~)に、ダイバーの森田七雄役で出演する。

※『anan』2022年1月19日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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思いがけない幸運や助⼒の兆しがありそうです。⼀⽅で、忙しさから周りとのズレに⼾惑う場⾯もあるかも。でも、無理に説得しようとしたり、強引に進めたりするのは控えるほうが無難。⾃分のすべきことに誠実に取り組みつつ、静かに時を待ちましょう。オープンな⼼持ちでいれば、⼀時の⾷い違いも最後には程よく修正されます。

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