岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「写真家・神藤剛」です。
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以前も僕のアーティスト写真の話をしたかと思いますが、2年ぶりくらいに、プロフィールなどに使用するアーティスト写真を撮りました。なんで変えようと思ったかというと、以前と同じくスタッフにそろそろ写真を変えましょうと言われたからで、自分からの発信ではありません。芸人さんとかだと、宣材写真って何年も、時には10年くらい変えてなくて「写真、若すぎるだろ!」とツッコみたくなる時もありますが、僕はそれくらいでええんちゃうか、と思ってしまうタイプです。しかし、ミュージシャンは新曲のたびにアー写が変わるくらいが普通なので、2年も同じ写真だと「新鮮味がなくなってしまう」ということらしいです。しかし、写真を変えればそれがひとつの話題となって、ネットニュースやSNSなどでも取り上げていただけるので、今の時代大事な自己PRなのかなと思います。

で、その写真を撮影してくれているのが写真家の神藤剛さんです。彼は、数々のミュージシャンを撮影している売れっ子カメラマン。僕のアー写もずっと撮影してくれています。とても信頼しているので彼以外にアー写を頼むことはしないでほしいとスタッフにお願いしているほどです。彼のいいところは、決定的瞬間をきちんと押さえてくれるところ。しかも、それを自分の手柄にしないところが素敵です。「わ、こんな面白いの撮れたで!」と、被写体とその現場で起きた奇跡を彼自身が楽しんでいるように撮影してくれます。実際は、ジェットコースターに乗っている僕を撮影する、モンゴルで馬に乗っている僕を撮影するのって、ほかのミュージシャンだったらお願いしないようなかなりの無茶ぶりです。でも、その意図をちゃんと理解して、面白い上にセンスよく撮影してくれる。すごくハードルが高く技術がいることです。でも、神藤さんはそれを偶然いい写真が撮れた、みたいに喜んでやってくれる。それがとても好感が持てます。

今回は、僕が大好きな犬たちと撮影したいとお願いしました。育ったらクマくらいのサイズになるグレート・ピレニーズの子犬8匹。子犬なのでちょこまか動くし、これまた大変な撮影でした。でも、大好きなわんこたちに囲まれて、めちゃくちゃ自然な笑顔が出た僕を神藤さんはこの上なくキャッチーに撮影してくれました。僕のアー写って、これまで笑顔はなかったのでなかなか新鮮でとても気に入っています。

おかざきたいいく 11月23日(火)に、横浜アリーナでワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」を開催。約3年ぶりとなるコンセプトアルバム『OT WORKS II』(SME Records)が好評発売中。

※『anan』2021年7月28日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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