今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は映画監督、山中瑶子さんです。「人生を楽しみ、“陽”な気持ちで映画を作りたい」と語る山中さんの素顔に迫りました。

内向的な自分を、映画が外に連れ出してくれたんです。

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10代の終わりに撮った作品『あみこ』が国内外で評価され、以来気鋭の監督として注目を集める。「映画に興味を持ったのは高校生の時。飽き性なのに没頭できたんです。元々閉じた性格だけど、映画を作るようになったら自然と世界を広く見られるようになった。映画が外に連れ出してくれた感覚があります。海外にも出ていきたい。初めて国外の映画祭に参加した時、海外に行けて美味しいワインまで飲めて…と感動しました(笑)。文化の違う場所でも通用する、強度のある作品を作っていきたいです」

家の窓辺で過ごす時間が好きです。

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好きすぎてカーテンを付けたくない。陽の動きを眺めたりしています。

台湾で出合って以来お気に入りのスイーツ。

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豆花(トウファ)は見かけるたびに食べてしまいます。これは京都の『微風台南』で。

昨年秋、京都に引っ越しました。

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家から近いのでことあるごとに鴨川へ。ぼーっとするのに最高の場所。

やまなか・ようこ 1997年生まれ。初監督作品『あみこ』がPFFアワード2017で観客賞受賞、ベルリン国際映画祭に史上最年少で公式招待される。他の監督作に『魚座どうし』など。

※『anan』2021年1月27日号より。写真・土佐麻理子 文・間宮寧子

(by anan編集部)

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我が身を振り返る、内省する意味のある日で、そこから発展して自分に近い人たちとその外にいる人たちとの関係を見つめることまで含みます。異なる視点・意見をもった相手との間で対立したり迎合したりと揺れ動く様子もイメージされますが、いずれにしても自分の考えや気持ちについてしっかりと見つめることが大切です。

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