岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「フワちゃん」です。
okazakitaiiku

流行語大賞2020トップテンにも選ばれ、テレビで見ない日はないほど人気のフワちゃん。実は彼女、岡崎体育のファンを公言してくれているんです。それを知ったきっかけは、僕がツイッターで「フワちゃんのインスタのストーリー見てたら元気が出る」とつぶやいたこと。そのリプでフワちゃんが「岡崎体育さん大好き! あたしファンクラブ入ってるし!」と返してくれたんです。それからDMなどで交流するようになり、彼女が僕のデビュー後、東京での初のワンマンライブに来てくれていたことを知りました。それは渋谷のTSUTAYA O‐WESTでのライブで、2016年のこと。たぶん、まだ誰もフワちゃんを知らないころ。そのライブで、僕は来場者全員の似顔絵を描くという企画をやっていて、フワちゃんの似顔絵も描いていた。全然記憶に残ってなかったけど、フワちゃんがその絵の画像をDMで送ってきてくれて「そうやったんや!」とびっくりしました。

その後、実際に会ったのが、とあるテレビ番組の収録。生で対面したフワちゃんは、テレビやYouTubeで見ているままのフワちゃんでしたね。僕のお腹触ってくるし、楽屋に挨拶に来たら全然出ていかないし「うっとうしいな、コイツ」という感じでした。ただ、それも笑って言える感じの「うっとうしい」です。彼女が自身のYouTubeチャンネルで「岡崎体育にベタベタしすぎて“やめろや、貴様”と言われた」と話していましたが、これも僕にとって、気を許して距離感が近いゆえの冗談。コメント欄で僕のファンの方が「岡崎体育がカメラの回っていないところで貴様と呼ぶのは、心を開いている証拠」と書いてくださったことがまさに正解で、そういうおふざけのニュアンスを受け入れてくれる方でないと、引っ込み思案の僕はそういうこと言えないんです。

その一方で、意外なことにフワちゃんは僕のことを「岡崎さん」とさん付けで呼ぶし、たまに敬語で話します。DMのやりとりも最初はずっと敬語を使ってくれていたし。なぜか僕、めっちゃ敬われています。なんでもかんでもタメ口でずかずかと入ってくるイメージかもしれませんが、実はそんなことなく、すごくクレバーに明るく、誰とでもいいコミュニケーションが取れる方なんだと思います。そういう賢さみたいなところも、ファンが多い理由なんやろなと、仲良くなって実感しました。

おかざきたいいく 『よなよなラボ』(NHK総合 毎月1回土曜24:05~)、『おはスタ』(テレビ東京系)火曜に出演中。『ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック』(NHK Eテレ 毎週火曜22:50~)がスタート。

※『anan』2021年1月20日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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我が身を振り返る、内省する意味のある日で、そこから発展して自分に近い人たちとその外にいる人たちとの関係を見つめることまで含みます。異なる視点・意見をもった相手との間で対立したり迎合したりと揺れ動く様子もイメージされますが、いずれにしても自分の考えや気持ちについてしっかりと見つめることが大切です。

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