3rdシーズンで“神の子”の異名を持つ実力者・幸村精市が率いる神奈川代表の常勝校、立海大附属中学校の主要キャストに今作への意気込みを聞いた。
幸村精市 (立石俊樹/たていし・としき)
幸村の優しさ、強さ、厳しさ、責任感、カリスマ性…すべてに憧れます。強者揃いの立海で先頭に立つ者の意識を、表情や立ち居振る舞いから感じさせたいですね。次はゲスト校ですから、試合はなくとも王者の強さや品格を表せるよう、歌とダンスも強化するつもりです。前回の敗戦から、手術、リハビリを経て、幸村の心情の変化も楽しみにしてください。
真田弦一郎 (田鶴翔吾/たづる・しょうご)
実直で責任感が強い真田を演じるうえで、強面ながらもチームメイトとの絆の強さを表現することを大事にしています。次回に向けての課題は、真田の強さを表現できる体づくり。他を圧倒する覇気を生み出せるよう、自分の心のキャパを広げたいですね。関東決勝での敗戦を経て、幸村が復活した三強、そして立海としての“勝利への執着”をお見せします。
柳 蓮二 (井澤巧麻/いさわ・たくま)
テニミュはライバル校まで全員が輝ける舞台。しかも試合がなくても、日々ベンチワークを試行錯誤する楽しさがあります。ただ、蓮二は常に冷静沈着な役ですから、心がけているのは演技が単調にならないようにということ。さらに表現を磨いていきたいです。今回はゲスト校ですが、強豪・立海の存在感を示し、蓮二らしさをより追求していきます。
仁王雅治 (後藤 大/ごとう・だい)
飄々としているけれど、テニスや仲間に対する思いは人一倍強く、とても人間味のあるところが仁王の魅力。次回公演に向けての課題は、さらに役の深い部分を追求し、素の自分も仁王に近づくこと。いま日常生活でも左手を使うようにして、両利きを目指しています。テニスを知らなくても楽しめる舞台ですので、ぜひ劇場にお越しください。
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