『テニミュ』立海キャストが気合十分!「ライバル校も輝ける舞台!」

エンタメ
2017.12.03
1年生ながら圧倒的テニスセンスを持つ主人公・越前リョーマを中心に、青春学園中等部が、東京そして全国の強豪校と熱い試合を繰り広げる『テニスの王子様』。その人気漫画が初めて舞台化されたのは2003年のこと。初演から14年を経てなおミュージカル『テニスの王子様』(通称:テニミュ)が支持され続ける理由は、ビジュアルの再現性に加え、“演劇として魅せる”ことへの強いこだわりと、3rdシーズンに突入した、いまもブラッシュアップし続ける、そのクリエイティビティだ。

3rdシーズンで“神の子”の異名を持つ実力者・幸村精市が率いる神奈川代表の常勝校、立海大附属中学校の主要キャストに今作への意気込みを聞いた。

テニミュ

幸村精市 (立石俊樹/たていし・としき)

幸村の優しさ、強さ、厳しさ、責任感、カリスマ性…すべてに憧れます。強者揃いの立海で先頭に立つ者の意識を、表情や立ち居振る舞いから感じさせたいですね。次はゲスト校ですから、試合はなくとも王者の強さや品格を表せるよう、歌とダンスも強化するつもりです。前回の敗戦から、手術、リハビリを経て、幸村の心情の変化も楽しみにしてください。

真田弦一郎 (田鶴翔吾/たづる・しょうご)

実直で責任感が強い真田を演じるうえで、強面ながらもチームメイトとの絆の強さを表現することを大事にしています。次回に向けての課題は、真田の強さを表現できる体づくり。他を圧倒する覇気を生み出せるよう、自分の心のキャパを広げたいですね。関東決勝での敗戦を経て、幸村が復活した三強、そして立海としての“勝利への執着”をお見せします。

柳 蓮二 (井澤巧麻/いさわ・たくま)

テニミュはライバル校まで全員が輝ける舞台。しかも試合がなくても、日々ベンチワークを試行錯誤する楽しさがあります。ただ、蓮二は常に冷静沈着な役ですから、心がけているのは演技が単調にならないようにということ。さらに表現を磨いていきたいです。今回はゲスト校ですが、強豪・立海の存在感を示し、蓮二らしさをより追求していきます。

仁王雅治 (後藤 大/ごとう・だい)

飄々としているけれど、テニスや仲間に対する思いは人一倍強く、とても人間味のあるところが仁王の魅力。次回公演に向けての課題は、さらに役の深い部分を追求し、素の自分も仁王に近づくこと。いま日常生活でも左手を使うようにして、両利きを目指しています。テニスを知らなくても楽しめる舞台ですので、ぜひ劇場にお越しください。

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学 vs 比嘉 12月21日(木)~24日(日)TOKYO DOME CITY HALLほか、大阪、福岡、愛知、宮城公演あり。2018年2月8日(木)~18日(日)には東京凱旋公演も。原作/許斐剛 オリジナル演出・脚色/上島雪夫 演出補佐/三浦香 音楽/佐橋俊彦・坂部剛 作詞/三ツ矢雄二 脚本/三井秀樹 振付/本山新之助・上島雪夫 ネルケプランニングTEL:03・3715・5624(月~金曜11:00~18:00) https://www.tennimu.com/

※『anan』2017年12月6日号より。写真・五十嵐瑛仁(TRON) 取材、文・望月リサ (C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

(by anan編集部)

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