ハマケンが演歌に挑戦! 「音楽のキャリアの転換点になりそうです」

エンタメ
2017.11.19
紅白出場を夢見る演歌歌手・五木みさおの奮闘を描くドラマ『男の操』。主演の浜野謙太さんはもともとバンドでボーカルを務めていますが、歌唱指導では衝撃を受けたそう。
浜野謙太

「正直、最初、ナメてかかってました。バンドをやってるし、演歌も歌えるんじゃないかって。でも、先生から『あなたの歌い方は最も演歌から遠い』と指摘が。たしかに、僕らの音楽はシャウト系で、歌詞の聞きとりやすさに重きを置いていないところがあって。それが今回、先生の教え通り、日本語をわかりやすく発音して音として響かせて、伝えようと感情を込めて歌うと、気持ちいいんですよ」

演歌の素晴らしさに開眼し、動画で演歌サーフィンも。

「もう、号泣です。美空ひばりさんの『柔』や三山ひろしさんの『四万十川』だとか、毅然として言葉を紡ぐ姿が美しくて。このドラマで演歌の世界を知れたことは、音楽のキャリアの転換点になりそうです」

浜野謙太

みさおの亡き妻役の倉科カナさんをはじめ、キャストは「美女揃い」。

「主演冥利につきますよね。一生こんな感じで仕事できないかなあ(笑)。僕、最近、共演者さんとよく飲みに行くようになって。この前は舞台の座長だった関ジャニ∞の横山裕くんと毎晩のように飲み歩いて楽しかったなぁ。あ、そろそろ僕も脱ぎましょうか。今日はいい? わかりました(笑)。今回は主演として僕が思い切ってごはん会を企画したら、川栄ちゃんからもたいまさこさんまで、このドラマのメインキャストみんな来てくれたんですよ」

みさおは、地道に営業しているけれど、鳴かず飛ばず…。売れないツラさに共感するところは?

「あります。フェスとかで、お客さんがいつもより多く溢れてた時に、つい『俺らフェス映えするのかな』って思っちゃうんですよ。でも、いくら演っても響かない。で、次のバンドが出てきた瞬間、ドーン! みたいな。朝ドラに出た今も、そういう渋い気持ちになる局面まだあるんで、もっと売れてぇっス(笑)」

はまの・けんた SAKEROCKを経て、在日ファンクでボーカルを担当。映画『婚前特急』で本格的に俳優活動をスタート。昨年は連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演。映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』が公開待機中。

妻を亡くした演歌歌手のみさおが、妻との紅白歌合戦出場の約束を果たそうと奮闘する。原作は業田良家(小学館ビッグコミックスピリッツ)主題歌の作曲はつんく♂。毎週日曜22:00~、NHK BSプレミアムにて放送中。

※『anan』2017年11月22日号より。写真・菅原景子 インタビュー、文・小泉咲子

(by anan編集部)


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