
「食事を徹底的に見直すことにしたんです。主食を変え、タンパク質の摂り方や脂質の摂り方、間食の選び方、何もかもを変えました」
そのプロセスは雑誌『ターザン』に連載され、この9月に一冊の書籍『長友佑都の食事革命』としてまとめられた。
たとえばある日のメニューがこれ。
朝食/野菜とフルーツのスムージー、チャーハン。
昼食/ミックスサラダ、牛肉のハム、魚介たっぷりリゾット、カカオ100%チョコケーキ(白砂糖不使用)。
夕食/豚ロース肉の生姜焼きサラダ、クラムチャウダー、白身魚のソテートマトのアンチョビソース、馬肉のステーキゴルゴンゾーラソース、まぐろ納豆。
とにかく肉や魚など、タンパク質の量が多い。こうした食事は、アスリートだけでなく女性にもおすすめできると長友さん。
「日本の女性って細い体型を理想にしますけれど、外国の女性は筋肉が締まったグラマラスな体型を目指すんです。文化の違いもあるんだろうけど、僕はそっちの方が健康的だし色気があると思う。ダイエット中野菜しか食べない女性もいると聞きますが、野菜だけじゃなくタンパク質もしっかり摂ってほしい。ただし、糖質はうまくコントロールしながらです。そうするとカラダが変わってきます。姉や妻も僕と同じような食事を摂ってきて、今では“痩せるだけじゃなく筋肉がいい感じについてきて健康的なカラダになってきた”と言っています」
それだけではない。タンパク質が豊富な食事は美肌づくりにも通じるのだとか。
「僕自身、肌質がガラリと変わりました。食事を変えるまでニキビや肌荒れに悩まされていましたが、今はいい感じの皮脂が出てニキビもまったくできなくなった。化粧水やクリームなどで外から対処するんじゃなく、カラダの中から変えていくことが大事なんだと思います」

現在は体調だけでなく精神的にもタフになり充実しているという。食事の影響は計り知れない。
「性別にかかわらず、健康的な肌やボディの人を見ると、幸せそうだなと思います。日本の女性たちにも食事をしっかり摂ってカラダの中から健康になり、海外の人からも“生き生きしてて幸せそう”と言われるようになってほしいですね」
本作には、健康的で美しいボディをつくるヒントが満載。これは、手に取らないわけにいかない。
ながとも・ゆうと FC東京を経て、2010年にイタリアへ。現在インテルに所属。2017年、女優の平愛梨さんと結婚。来年はロシアワールドカップ本戦での活躍が期待される。
シャツはスタイリスト私物
※『anan』2017年10月4日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・池田 敬 ヘア&メイク・高取篤史 インタビュー、文・石飛カノ
(by anan編集部)
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