相変わらず“ちょけ”てますが、音はカッコイイですよ。
「1作目の『BASIN TECHNO』は、いわゆるネタ曲が多めで、真面目シリアス曲は少なめ、というバランスでしたが、今回はそこを半々に。6曲目のインスト曲を挟んで、前半5曲、後半5曲、テイストの違うミニアルバムを2枚作ったという気分です」
アルバムのタイトルでもある1曲目の「XXL」は、疾走感と迫力のあるサウンドが超絶カッコイイ!
「僕のことを知らない人がこのアルバムを試聴する場合、1曲目から聴くと思うんですが、岡崎体育初心者にもグッと直撃する曲になったと思います。そこから5曲目までは、僕としては“ちょけてるパート”なんですが、ネタっぽいところを楽しんでもらえたらうれしいです」
岡崎さんの音楽の特徴は、クオリティの高いサウンドと琴線に触れる美しいメロディ、そこに岡崎体育ならではのユニークな日本語が組み合わさって生まれる、独特の世界観。
「音楽を作っていて最も嬉しいのは、気持ちいいメロディラインができて、そこに歌詞がいい感じにハマったとき。言葉選びには重きを置きますが、メッセージ性という意味ではそこに意味はあまりないですね。いい歌詞だな、とか、切ない言葉だな、という感性はあり、そういう言葉を歌詞にしているんですが、何かを伝えたい、みたいなこととはちょっと違う。ある意味全部フィクション。でもそこに、“ちょっと僻みっぽい”という岡崎体育のキャラを乗っけて聴いて、楽しんでくれるのもアリ。好きなように聴いてほしいです」
京都府宇治市在住。27歳の現在も実家の自室で音楽を作っている。これまでは、作詞作曲はもちろん、打ち込みも全て一人でこなす、DIYスタイルなイメージがあった。しかし今作はアレンジャーやミュージシャンを迎えて制作した曲も。
「デビューして1年、お題がある中で曲を書いたり、アイドルに曲を提供したり、さらには打ち込み以外での録音など、これまでしたことのない音楽作りをして、世界が徐々に広がった気が。その経験を経て、今回は生音で曲を作ってみようと。また、ラウドロックやファンクの曲をやりたかったんですが、僕はそういったサウンドに造詣が深くないので、誰かと組んで曲を作ってみたいと思ったんです。それでアレンジャーの方に入っていただいたら、自分にはない引き出しがたくさん開いた音楽ができた。全てを一人でやるのもいいですが、今の僕としては、いろんな人と関わって音を作って、様々な方向からリスナーを羽交い締めにするのがおもしろいんですよね」
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