文/桐生奈奈子
1.流行りの”透け感“のあるニット
肌の露出が気になり失敗
トレンドの透け感のあるニットを1年前の秋に購入しました。デザインが凝っていて可愛いと思ったのですが、ゴワゴワした着心地やインナーに着たタンクトップの透け具合が気になり、アラフォーが着こなすにはハードルの高いアイテムだと感じるように。
そのままクローゼットに寝かせていたのですが、この冬はハイネックをインナーにしたレイヤードスタイルで活用。肌を露出せずに透け感が楽しめて、チクチクしないコーディネートができるようになりました。
なんとか着回しできたものの、透け感のあるアイテムを買うときは注意が必要だと感じました。
2.着回せると思ったサロペット
”万能服”でも、自分が似合うかは別問題
インナーを変えてロングシーズン楽しめるジャンパースカートやサロペットは、「持っていて損はない」と思いネットで購入しました。
しかし自分が着てみると、しっくりこなくて大失敗…! 誰しも自分に似合わない服というのはあると思いますが、筆者の場合は肩紐が太いサロペット類がそれでした。いくら着回せる万能服でも、似合わないと着る気になれません。
筆者の場合は肩紐の細いタイプならなじむので、以降サロペットを選ぶときは肩紐のデザインを厳選するようにしています。
3.「送料無料まであと少し」で買ったアクセサリー
身に着けないなら、あっても無意味
ネットショッピングをしていると、「あと〇〇円で送料無料」と表示されて、必死に該当する商品を探した…という経験はありませんか?
なんとなく購入したアクセサリーなどは、特別な思い入れがないので身に着ける頻度も少なめ。それならば潔く買わないほうがよかったのかも…と思うこともしばしば。
ちょうどいい金額で、かつ自分が“買ってもいいもの”を探すために費やした時間は、後々考えると無駄だったなと感じます。
4.長財布派には厳しい! 小さめバッグ
実用的でないものは結局身に着けない
オーバーサイズの着こなしが継続人気の中、ミニサイズのバッグを持つとコーディネートが引き締まって見えます。雑誌などにつられてつい増えてしまったミニサイズのバッグ、筆者の場合は失敗でした。
筆者は長財布や水筒を持ち歩くので、バッグはある程度荷物が入らないと厳しいと感じるタイプ。可愛いバッグでも、実用的でないと持ち歩く機会がなくなってしまいます。
5.痛い・ゴワゴワするシューズ&インナー
着心地の悪いものは可愛くても手に取らなくなる
チクチクするインナーや、歩くと足が痛くなるシューズも要注意。インナー類は試着できないことが多いので、お気に入りのブランドを見つけてリピート買いすると失敗せずにすみます。
シューズやインナーなどは、特に着用感が重要なアイテムでしょう。もし「着心地、履き心地がよくない」というインナーやシューズが眠っているなら、今後も手に取る頻度は低そうです。早めに手放して、クローゼットと靴箱をスッキリさせておきましょう。
長く着られて、使い勝手がいい服だけを選ぼう
可愛いから、流行っているから……どんな理由で購入しても、結局着るのは自分。ライフスタイルに合った服選びを第一優先することで、欲しいものが明確になってくるはずです。長く着られる服を選ぶことが、結果的に節約にもエコにもつながります。
失敗服を増やさないためにも、購入前に一度冷静になり、本当に必要なものかを考えてみてくださいね。