トレーニング方法を教えてくれたのは、働く女性のためのコンサルティング会社「ジョヤンテ」代表の川崎貴子さんと、心理カウンセラーの塚越友子さんです。

「自分が好きな男性像」の旗を立てる。
「お相手を探すときに大事なのが、自分の好みの明確化。“普通”“優しい”“価値観が合う”の3つは当然&漠然としているので避け、できるだけ具体的なものを立てるとベストな相手が見えてきます。女性の“好き”“嫌い”のジャッジは往々にして当たっているので、自信を持って選んで」(川崎さん)
「好みをつきつめることで判断軸ができ、ターゲットを選びやすくなります。些末なことほど重要なので熟考を」(塚越さん)

会話においての「すごいですね!」連発禁止。
「男性の自慢話や“オレ様”話に“すご~い!”と反応すると、たしかに相手は気持ちよくなり、好感度は上がります。でも、そればかりでは“彼の情報を収集する”という、会話における大事なミッションを遂行できません。相手のパーソナリティを深掘りするような質問を投げて」(川崎さん)
「“なぜ好きなの?”“きっかけは?”という2つの質問をするだけでも、彼の人となりや志向は見えてくるものですよ」(塚越さん)
つかこし・ともこ カウンセラー。「東京中央カウンセリング」主宰。テレビや雑誌などのメディアで幅広く活躍中。http://www.tccounseling.com/
※『anan』2016年12月7日号より。写真・土佐麻理子 スタイリスト・柳 理央 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・奥間 唯 イラスト・羅久井ハナ 文・重信 綾
(by anan編集部)