上野凌大「バックではなくメインで、ドームに立ちたい」
18歳から始めて、ダンス歴は10年になります。所属していたEXPGを20歳で出ることになって、大学生でもあったので就職活動をしたんですけど、やっぱりダンスはやめたくなくて…。EXPGを出た後は、変なプライドがあって、どのオーディションも受ける気になれず、初めて挑戦してみたいと思えたのが、timelesz projectだったんです。なぜかと聞かれると、正直なところ明確には自分でもわからないんですけど、中学生の頃にSexy Zoneさんがバレーボールのワールドカップの番組に出ていて。それが衝撃的で、よく覚えているんですよね。同世代や年下の人が歌って踊っているのを見て、憧れたんだと思います。その記憶が、今の仕事を辞めてでもこのオーディションは受けたいと思ったことに繋がったのかもしれません。
武器はやっぱりダンスですけど、歌詞を表情で伝えながら踊るというのは、今までとは違う難しさがあります。でも、この年になってもまだ成長できる機会に恵まれたことが嬉しいです。3次でも4次でもリーダーをやらせてもらっていますが、厳しくするのが苦手で…。僕はカフェの店長の経験もあって、みんなの意見を尊重した上でまとめることが、リーダーの役割だと思っていたんですけど、僕が意見を伝えないとメンバーがせっかく持っている個性が光らないことに今回、気づかされました。とくに3次は、まとめる立場の自分が間違えるわけにはいかないというプレッシャーもありました。その分、達成感がすごくて! 滅多に泣かないのに3次審査が終わった日は泣いたんですよ。初日は絶望的な表情だった未経験者の子たちが、パフォーマンスが終わった時には、悔いのない顔でキラキラしていて…。それを見たらたまらなくなって、涙が流れてきました。
新メンバーに選ばれたら、ドームに立ちたいです。BTSさんとかのバックでは踊ったことがあるんですけど…。隠さず言います、バックじゃなく“メインで”という想いはずっとありました。このプロジェクトでのtimeleszさんには、候補生のよさからクセまで瞬時に見抜いてしまうことに驚かされました。パフォーマンスではバチバチに決められるし、アイドルらしいかわいさもあって、バラエティではめちゃくちゃ面白い! みなさんのようにギャップで魅了できるアイドルになって、SMAPが好きなおばあちゃんをはじめ、家族を喜ばせたいです。
PROFILE プロフィール
上野凌大(うえの・りょうた)
1996年2月5日生まれ、京都府出身。ダンスインストラクター。スタイルヒップホップなど多ジ
ャンルを踊りこなす。「年越しはおばあちゃんちで毎年カウントダウンを見ていました」
PROFILE プロフィール
timelesz(タイムレス)
2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル『Sexy Zone』でデビュー。’24年4月より、「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動する。現在、新メンバー募集オーディションを開催中(特設サイト)。
INFORMATION インフォメーション
『timelesz project ‐AUDITION‐』
timeleszの3人が、アイドル人生を共に歩む仲間を探す「timelesz project」にNetflixが密着し、世界独占配信中の番組。現在は4次審査の様子を配信中。timelesz公式YouTubeチャンネルでは、配信では見られなかったオーディションの裏側をお届けする『timelesz Behind The AUDITION』を公開しているほか、Instagram(@timelesz_project)やTikTok(@timelesz_overthetop)でも限定コンテンツが続々。