文/SERINA
NG1:ブラッシングをしない
めんどうだから…と、手ぐしで髪をとかして済ませていませんか? 実はブラッシングをしないのはNG! ブラッシングをすることで、ヘアケアの効果をもっと高めることができるんです。
かといって、難しいテクニックはいりません。絡まらないように、毛先からブラッシングするだけでOK。髪が傷むので無理矢理とかすのは避けてくださいね。
・お風呂に入る前
その日付着した汚れが落ち、シャンプー時に絡まりにくくなる
・洗い流さないトリートメント後
トリートメントの浸透力アップが期待できる
・ドライヤー前
絡まらずに早く髪を乾かせる
3つのタイミングでブラッシングをすることで、いつものヘアケアがより質のいいものに変わりますよ。
NG2:お風呂上がりに髪を乾かさない
お風呂上がりに髪を乾かさないのは1番やってはいけない行為。濡れた状態では、髪のキューティクルが開いています。そのまま寝ると枕と髪が擦れ、摩擦が起こり、髪が傷む原因になる可能性も……。
なので、髪への刺激を避けるためにも、できるだけ早めに乾かすのがおすすめです。根元から毛先の順番でドライヤーをあてると早く乾きやすいですよ。
>>美容師が教える「ドライヤーの正しい乾かし方」はコチラ
NG3:歯が密なコーム&ブラシを使う
髪が濡れているときは、できるだけ歯が密なコームやブラシは避けましょう! 濡れている髪は繊細なので、歯が密なコーム&ブラシだと、過度に圧がかかってしまいダメージヘアの原因になることも。
そのため、歯が粗めなコームやブラシ、もしくはウェット用を使うのがおすすめです。最近だとドライ用・ウエット用・シャンプー用…など、用途別のブラシが豊富にあるので、目的によって使い分けられるといいですね。
NG4:毛先から乾かす
髪を乾かす順番も、ダメージヘアを回避する上で重要なポイントです。毛先から乾かしている人は実は間違い! 毛が密に生えている根元から乾かすようにしましょう。
毛先は乾きやすい分、根元と同じ感覚で乾かすと、熱が伝わりすぎてしまいパサパサの状態に。乾かしきることも大切ですが、乾かしすぎるのは髪にとってよくありません。特に、カラーリングやパーマ、コテなどの傷みが出やすい毛先は丁寧に扱いたいですね。
また、根元から乾かすことで、髪が広がりにくくなるメリットも!
NG5:半乾きのまま寝る
自然乾燥はもちろんNGですが、中途半端な状態も避けましょう。完全に乾いていなかったり、しんなりしている箇所があるままで終わるのはダメですよ。枕に擦れて傷みやすくなったり、菌が繁殖したりする恐れがあります。また、寝癖がつきやすくなる原因にも!
ムラなく乾かすコツは、最後に冷風をあてるようにすること。冷風をあてることで、濡れている箇所が湿っぽくなるため、乾いている部分と乾いていない部分が判別しやすくなるんです。
普段何気なくしているヘアケアが、ダメージ髪の要因になっていては本末転倒ですよね。乾燥によるダメージが加速する冬は、今まで以上に髪を労わって、美髪を目指していきましょう。