幼い頃からネットを通じて海外コンテンツに親しみ、リアルタイムで世界のトレンドに触れてきた1990年代後半~2010年までに生まれた世代、Z世代。軽やかに、そして貪欲に 未来を切り拓くZ世代の注目株に迫ります! ご紹介するのは、モデルの平田かのんさんです。

「自信を持って、楽しんでお仕事をすれば輝けると信じてる」

hirata1

日本中が見守る中、『林先生の初耳学』内のコーナー「アンミカ先生が教えるパリコレ学」で、パリコレクションのランウェイを勝ち取った平田かのんさん。

「180cmの身長を生かす職業に就こうと昔から考えていました。高校受験中、自由にファッションを楽しむことの貴重さが身にしみて、その勢いでモデルになろうと決意。今の事務所に入って初めてのお仕事が『初耳学』でしたが、もともと世界の舞台で戦うことに憧れがあったし、やるからにはトップに立ちたい、パリコレに出たいと思っていたので迷わず応募しました。当初から、絶対に最後の一人になると心に決めていたけれど、実際叶った時は嬉しかった。同時に、やっぱり自分はこうあるべきなんだと確信できました。初めてのランウェイは、お客様の反応を感じて興奮! モデルというお仕事が好きだとあらためて感じました」

いろいろなプレッシャーもあったけれど、タフな精神力で乗り越えてきたそう。

「中学時代のバレエや厳しい吹奏楽部で鍛えられたおかげで、精神的に強いほうだと思います。それに、表現者というのは、みなさんにいいものを見せるお仕事。自分に自信を持って、楽しんでやるということを大事にしています。たとえ技術が劣っていても、堂々としていれば輝けるんじゃないかなって。今後は、パリ以外のコレクションも歩きたい。でも、自分のペースを大事にして、焦らず、地道に階段を上っていきたいです」

hirata3

【発掘秘話】徳島から大阪に出てきた後、心斎橋で買い物中に今の事務所のマネージャーにスカウトされ、憧れだったモデルの世界に入った。

パリコレのランウェイで堂々とウォーキング。

hirata4

『レオナール』『アフターホームワーク』『ポール&ジョー』『リウリジ』、4つのブランドのランウェイを美しく歩き切った。©LEONARD

『初耳学』のコーナーで髪をバッサリとカット。

hirata5

写真家レスリー・キー氏の発案でカット。「切る最中からワクワクが止まらなくて! 鏡を見るのが楽しくなり、自信もつきました」

ひらた・かのん 2002年10月10日生まれ 徳島県出身 『VOGUE TAIWAN』『FIGARO japon』など国内外のファッション雑誌に登場。飲料メーカーのCMキャラクターにも抜擢。食にまつわる資格の取得を目指す。

※『anan』2020年8月5日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line

Today's Koyomi

今日の暦
2025.7.
24
THU
  • 六曜

    大安

  • 選日

    一粒万倍日 母倉日 月徳日 天赦日

肉体的限界を超えてより高みを目指そうと無茶しがちな日です。ライバルがいる場合は特にそういう状態になりやすいでしょう。例えば睡眠や休息もろくに取らずに働きづめになる、生活に支障が出るほど推し活をする、ずっと部屋にこもって対戦ゲームをするなど。「もうこれ以上は無理」という心身のサインを見逃さないことです。

Movie

ムービー

Regulars

連載