知ってる人はやっている ! 泡のチカラでどんな汚れも取れる
ピカ子:「オキシクリーン」という粉末を40℃~60℃のお湯に溶いた液体に、汚れたものを入れる“オキシ浸け”に挑戦よ。
ツル美:油汚れから衣類の洗濯まで、幅広く使えるのが特徴らしいですね。隊長、私、家から魚のグリルを持ってきました〜!
ピカ子:…これ、汚すぎない?
ツル美:一度も洗ったことないんですよ。早速、浸けてみます!
ピカ子:グリルを液に入れた途端、シュワシュワの泡が! 汚れがどんどん浮いて、タライの中が、まるで台風後の川みたい…。
ツル美:1時間ほど浸けて軽くこすっただけで、下のトレイはピカピカ。網も銀色の部分が見えてきました。こんな油まみれの強者をきれいにできるなんて脱帽!
ライターの藤原千秋さんもその実力を認めるお一人。
「オキシ浸けとは、過炭酸ナトリウム溶液に浸け込んで洗浄する方法の総称です。もともとコストコなどで売られていたこの『オキシクリーン』が評判となり、その手軽さから人気が出た洗浄法。アルカリ性で発泡するので、汚れを落とす力が強く、“きれいになった”という達成感があるのもポイント。そんなパワーのわりには、目にしみたりすることもなく、危険性も低いです。ただ、溶液は時間が経つと効果が薄れるので、作った分は使い切ることが大切」
藤原千秋さん ライター。住まいまわりの記事を執筆し、16年のキャリアを持つ。現在は家事サービスや商品開発にも関わり、All About のガイドとしても活躍中。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など。