より繊細な音楽表現をモダンにポータブルで体感。
「日常的にネットメディアやSNSなどから情報を浴びているため、耳から入ってくる情報もナシではいられないのかも。ヘッドホンとイヤホンは場面により使い分けている人が多いような気がしていて、ヘッドホンはアクセサリー感覚でファッション性を求める人や、自宅でいい音を再現するために選ぶ人も。イヤホンは移動中の利用目的の人が多いので、軽量でラクに装着できるものが好まれ、デザインも服を選ばないスタイリッシュなものが多い傾向です」(ライター、DJ・高木望さん)
1、上質なラムスキンレザーがデザイン、感触ともに高ポイント。
【Master & Dynamic】MH40 Wireless Gen2 オーバーイヤー ヘッドホン
『セリーヌ』とのコラボヘッドホンが発売されたばかりの「Master & Dynamic」。そのベースとなっているのが、このモデル。イヤーパッドとヘッドバンドには柔らかなラムスキンレザーが配されて、装着感◎。音質はクリアな高音と豊かな低音が特徴的。最大30時間再生とパワフル。¥53,900(完実電気)https://kanjitsu.com/
2、シンプルなフォルムが潔い。サラウンドな音響効果も魅力。
【Beats】Beats Studio Pro
「Beats」のハイエンドシリーズの最新モデル。音の歪みがほぼなく、64台のスピーカーに囲まれているような感覚になれるなど、サウンド面でのクオリティがアップ。デザインは『オフ‐ホワイト』のヴァージル・アブローの右腕的存在でもあったサミュエル・ロスが担当。¥49,800(アップルストアコールセンター TEL:0120・993・993)
3、イヤーカップが耳を優しく包み込み、臨場感ある音の世界へダイブ。
【Bowers & Wilkins】オーバーイヤー・ノイズキャンセリング・ヘッドフォンPx7 S2e
『Bowers & Wilkins』は、イギリスの高級スピーカーブランド。形状記憶フォームのクッションが耳に優しくフィットし、アーティストが意図した音楽をまるでその場にいるようなサウンドで体験できる。ブルー系のほか、グリーン系など色のバリエーションも美しい。¥60,500(バウワース アンド ウィルキンズ TEL:0570・666・112)
4、3つのデバイスを接続OK。自動で素早く切り替えられる。
【Technics】ワイヤレスステレオインサイドホン EAH‐AZ80
「Technics」の音響技術を駆使して、完全ワイヤレスと高音質の両立を追求したモデル。低域から高域までクリアなサウンドが体感できる。また、3つのデバイスを接続&自動で切り替えられるから、例えばパソコンで動画視聴中にスマホにかかってきた電話に出る、なんて動作もスムーズ。¥36,630(パナソニック TEL:0120・878・982)
5、人それぞれの聞こえ方を自動で測定し、自分専用の音にしてくれる。
【Denon】PerL
音の聞こえ方は、十人十色。その点に着目し、サウンドをひとりひとりに合わせてカスタマイズしてくれるイヤホンが登場。しかも自分で設定せずに、自動でOK! 専用アプリとイヤホンが聞こえ方を測定して、リスニング・プロファイルを作成してくれる。“自分専用の音”の違いを体感して。¥25,690(デノン TEL:0570・666・112)
6、アクセサリー感覚のイヤーカフ型は周囲の音もほどよくキャッチ。
【BOSE】Bose Ultra Open Earbuds
特徴は、耳を塞がないイヤーカフ型。周囲の音を遮断することなく音楽が楽しめるので、歩きながらのリスニングにも安心。「移動」モードに設定すれば、音が自分についてくるような感覚に。一方、音がその場にとどまる「静止」モードもあり、座っている時などに使いたい。¥39,600(ボーズ・オンラインストア TEL:0120・002・009)
7、研ぎ澄まされたノイキャン機能と圧巻の高音質で音に没頭。
【ソニー】ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF‐1000XM5
完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの支持を得続けてきた「ソニー」最上位モデルの待望の後継機。新モデルに搭載されているのは、なんと片耳3つずつという世界最高峰のノイズキャンセリングマイク。静寂の中、ソニーの新技術が誇る圧倒的な高音質に没頭することができる。¥41,800(ソニー TEL:050・3754・9555)
8、タッチパネルで操作OK。スマホレスで音楽を楽しめる!
【JBL】JBL TOUR PRO 2
充電ケースには、高精細のタッチパネル付き。これで音楽の再生などイヤホンの操作ができるので、スマホを取り出さなくてもOK。そんなユニークさに加えて、サウンドは低音や音のディテールの再現性にも優れているという本格派。¥33,000(ハーマンインターナショナル)https://support.jbl.com/jp/ja/contact.html/
高木 望さん 1992年生まれのライター、DJ。野外フェス「岩壁音楽祭」のPR やブッキングにも携わる。全国のクラブを訪れ、アップカミングなプレイヤーの発掘を兼ねてフェスのPRに尽力する。
※『anan』2024年3月27日号より。写真・大西日和 スタイリスト・宮田桃子 取材、文・保手濱奈美
(by anan編集部)