LINEの基本マナー6つをチェック! スタンプは仕事で使ってOK?

ライフスタイル
2018.04.14
アイコン&スタンプは身の丈を心がけて。マナー講師・金森たかこさんと、「SNSポリス」で注目の漫画家・かっぴーさんが考える“LINEの心得”とは?
LINE

使わない日はないほど身近な存在になったLINE。多くの人が使っている一方で、明確なマナーがないのも事実。送る時間をとっても「24時間OK」の人が多数だけど、「24時を過ぎて送るのは常識がない」という考えもある。

「時間に関しては、8時30分~21時の電話と同じ感覚がセーフティゾーン。あとは、相手との関係性次第でしょう」(金森さん)

LINEの大きな特徴といえば、スタンプ。このOK/NGのボーダーも、相手との関係性次第。

「スタンプへの感じ方は、人によって大きな差があります。カジュアルすぎてビジネスシーンはふさわしくないと感じる人がいる以上、仕事では使わないのが無難」

ちなみに、無料通話は、通話料は無料だがパケット代はかかる。Wi‐Fi環境にいない相手には負担になることも覚えておいて。

マナー1:登録する名前は“探しやすさ”を重視。

親密な間柄なら、ネタっぽい名前でも許されるけど、仕事相手となると話は別。悪印象を与えるリスクが…。「あだ名などで名前を登録すると、誰のだかわかりにくく、相手にとって非常に不便」(金森さん)。「“○○たん”“○○にゃん”は論外」との意見もアリ。

マナー2:アイコンは、自分を覚えてもらう顔。コロコロ変えない!

しょっちゅうアイコンを変える人がいるけれど、アイコンで誰のアカウントか記憶する人も多いので、なるべくなら変えないようにしたい。「変えまくる人は、精神的に安定してないように映るので、見る側への印象は決してよくないです」(かっぴーさん)

マナー3:タイムラインでのネガティブ発言に注意。

使っていても、心を許せる人にしか公開していないケースが多数のタイムライン。ゆえに、投稿もパーソナルになりがち。読者からは「ネガティブなメッセージを連投されると闇を感じる」「ポエムみたいなのはイタい」と不評の嵐! 投稿する前に読み返す習慣を。

マナー4:スタンプは年齢やキャラにふさわしいものを。

何を使うかでマナーセンスが問われるスタンプ。「無理して流行りのスタンプを使っている感が出るのがいちばんダサい。年相応のキャラに合ったものを」(かっぴーさん)。また、LINE交換後の最初のやり取りは、スタンプだけでなく文章も送ったほうが丁寧な印象に。

マナー5:短文での連投は相手の会話のリズムに合わせて。

短文の連投は、そのたびに通知が来て、相手をイライラさせてしまう。逆に長文はスクロールが面倒で読みにくいと感じる人もいて判断が難しい。「短文で書く人には短文、長文派の人には長文でと、相手に合わせ臨機応変にするのが大人のスキル」(かっぴーさん)

マナー6:グループトークでの個人的な話や内輪ネタはNG。

大勢が参加するLINEグループで、パーソナルな話で盛り上がるのは迷惑行為。「個人的なやり取りが多くなったと感じたら、抜けてもいいと思います。ただし無断はマナー違反。『返信できなくて申し訳ないから』など理由を告げてから抜けましょう」(金森さん)

かっぴーさん 広告代理店クリエイティブ職を経て、2015年、漫画「フェイスブックポリス」をWebで公開し人気に。以降、『左ききのエレン』『バズマン』などを発表。

金森たかこさん フリーアナウンサーから、マナー講師に。話す現場での経験を活かした言葉遣いや話し方指導に定評あり。著書に『入社1年目ビジネスマナーの教科書』など。

SNSポリス かっぴーさんの代表作『SNSポリスのSNS入門』に登場する警部とその仲間たち。SNS上の平和を守るのが使命。アニメがTOKYO MXにて放送中。

※『anan』2018年4月18日号より。イラスト・かっぴー 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)


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