宇垣美里さんのとっておき! 『二條若狭屋 寺町店』のかき氷
夏の京都を一言で表すなら「風流」だと、大学の4年間を京都で過ごした宇垣美里さん。「特に川床が風流。鴨川沿いの京料理店『仙鶴』でアルバイトしていたので、涼の風情がとても素敵でした。三条大橋近くのスターバックスコーヒーの川床席もおすすめです」
大正6年創業の京菓子店の茶房で提供しているかき氷「彩雲」が実に個性的。「季節替わりの5種類のシロップが一度に味わえるんです。かき氷の中にもフルーツが!」。
◆中京区寺町通二条下る榎木町67 TEL:075・256・2280 10:00~17:00 水曜休
兄弟お笑いコンビ・ミキのとっておき! 『タナカコーヒ 祇園店』のアイスコーヒー&サンドイッチ
兄弟でコンビを組むミキは、京都で生まれ育ち、京都府文化観光大使にも任命されている。「夏の京都はとにかく高温多湿。僕はいつも涼しい場所を求めさまよっていました」(亜生さん)。「神社の景色がぼやけるくらい暑い! でも食べ物がおいしい」(昴生さん)
花街で働く人々に愛される名店。半日寝かしたアイスコーヒーとサンドイッチが名物。「大学時代ずっとバイトしてました。夏にぴったりなメニューが豊富」(昴生さん)。
◆東山区八坂新地末吉町99-3 TEL:075・541・8215 13:00~翌5:00 日曜休
ライター・石井ゆかりさんのとっておき! 『山ばな 平八茶屋』の川魚料理
京都在住歴15年の石井ゆかりさんは、京都に住み始めてから川床や松花堂弁当など、伝統的な食文化との距離が近くなったそう。「『五山の送り火』の日は外はどこも混むので、大丸百貨店でちょっといい弁当を買って、自宅で一杯飲むのが毎年恒例になっています」
景勝地に佇む料亭。川魚料理が名物で、夏は炭火でこんがり焼き上げた鮎の塩焼きが美味。「高野川の風景が涼しげで、部屋の設えも味わい深いです」。
◆左京区山端川岸町8-1 TEL:075・781・5008 11:30~15:00、17:00~21:30 水曜休、その他不定休
漫画家・スケラッコさんのおっておき! 『バルカン』の餃子など
京都在住15年のスケラッコさんが、いまもなお夏の京都に感じているのが異世界感。「盆地特有の暑さで周囲がぐにゃりとゆがむ感じがします。夏の日差しで景色のコントラストが強く、町家が並んでいる風景はモノクロの漫画のような、不思議な感じがします」
餃子と唐揚げの二枚看板。野菜たっぷりの棒状の餃子はパリッとジューシー。唐揚げはスパイスが香る。「盆踊りの帰りに行くことが多いので、夏らしいイメージがあります」。
◆上京区出水町255-2 TEL:075・231・1009 18:30~翌1:00 火曜休
うがき・みさと 兵庫県出身。同志社大学卒業後、アナウンサーとしてTBSに入社。4月よりフリーに転身。初のフォトエッセイ『風をたべる』(集英社)が好評発売中。
ミキ 京都府出身。ツッコミ担当の兄・昴生とボケ担当の弟・亜生による漫才コンビ。2012年に結成し、‘19年4月から東京へ活動拠点を移す。「ミキ漫2019全国ツアー」開催中。
いしい・ゆかり 星占いの記事やエッセイなどを執筆。『12星座シリーズ』(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。ブログ(https://lineblog.me/ishiiyukari)で、今日の占いを配信中。
スケラッコ 愛知県出身。2013年『大きい犬』でデビュー。『まんがライフオリジナル』(竹書房)で「バー・オクトパス」を連載中。コミック『平太郎に怖いものはない』(リイド社)発売中。
※『anan』2019年7月17日号より。イラスト・はらぺこめがね 取材、文・鈴木恵美
(by anan編集部)
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