初心者にもわかりやすい! お金のプロおすすめ、“投資”の知識が深まる本6選

ライフスタイル
2023.05.22
お金や経済、投資にまつわる知識を体系的に学びたいときに最適なのが本。古今東西の専門家たちの知恵が、わかりやすくまとめられているのが魅力です。お金のプロに、おすすめのマネー本を教えてもらいました。

投資についての知識が深まる本

投資をすることがスタンダードになりそうなこれからの時代に知っておきたい、投資について学べる本。具体的なノウハウから、投資をするうえで重要なマインド術まで、初心者でもわかりやすくてためになる良書をセレクト。

book

A、『13歳からの億万長者入門 1万円を1億円にする「お金の教科書」』

ジェームス・マッケナ、ジェニーン・グリスタ、マット・フォンテイン 翻訳・関 美和

【丸山晴美さんSELECT】
大人でも十分学べる投資運用の指南書。
お金を稼ぐ力・貯金力・投資力について、子どもにもわかるように解説。「もともとは中学生の息子へのプレゼントとして購入した本。億万長者になるためのマインドと、やってはいけないことなどがかみ砕いて書かれています。これから投資運用をしたいと考えている人の入門書としてもぴったりだと思います」。1650円(ダイヤモンド社)

B、『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』

ハワード・マークス 翻訳・貫井佳子

【高山一恵さんSELECT】
投資で重要なマインドを20項目に分けて解説。
世界最大級の資産運用会社の創業者である筆者が、成功する投資哲学を伝授。「資産運用するうえで押さえておきたい基本がまとめられた良書。運用で大切なのは、良い相場のときに大きな利益を上げることより、下がり相場のときに大きな損失を出さないこと。そんな“負けない投資”のエッセンスが学べます」。2200円(日本経済新聞出版)

C、『インベスターZ』1

三田紀房

【高山一恵さんSELECT】
お金の偏差値を上げる長編投資マンガ。
超進学校にトップ合格した生徒だけが所属できる秘密クラブ「投資部」で3000億円の資産を運用する物語。「マンガでありながら、投資の仕組みや用語解説、投資の本質や深い部分まで学ぶことができるのが魅力。初心者はもちろん、投資経験者でも十分学べる内容です。全21巻ですが、一気に読破したくなると思います」。704円(講談社) ©Norifusa Mita / Cork

D、『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』

長期株式投資

【加納淳一さんSELECT】
国内の配当株投資のノウハウがぎっしり。
現役サラリーマン投資家である筆者が実践する、株式投資術を紹介。忙しい働き世代でも取り組めそうなシンプルで再現性が高い方法が充実する。「働きながらの株式投資は難しいのでは…と考えている人にぜひ読んでほしい本。タイトルとは裏腹に、長期保有を前提にした堅実な考え方の投資法が紹介されています」。1650円(KADOKAWA)

E、『最新版 つみたてNISAはこの9本から選びなさい』

中野晴啓

【井戸美枝さんSELECT】
長期投資のプロが教える投資信託の選び方。
つみたてNISAをスタートする際、銘柄選びに迷ったら参考にしたい本。「投資はiDeCoやNISAなど非課税制度を使いながら長期で国際分散していくのが王道ですが、どの投資商品を選べばいいのかわかりづらいもの。この本で投資信託の選び方を学ぶことで、きちんと自分で判断できるようになるはずです」。1650円(ダイヤモンド社)

F、『貯金感覚でできる 3000円投資生活 デラックス』

横山光昭

【鈴木弥生さんSELECT】
無理なく始められる月3000円からの投資術。
家計再生コンサルタントの筆者が提案する、毎月3000円から始める積み立て投資術。「預金金利が低く、“貯めてから増やす”のでは時間が足りない時代です。とはいえ、マネー初心者にとって投資はハードルが高いのも事実。この本を読めば、いまは“貯めながら増やす”ことが将来の安心につながるのだとわかります」。1320円(アスコム)

丸山晴美さん 節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。ライフプランを見据えたお金の管理運用を指南。近著に『お金を活かす ハッピーエンディングノート』(東京新聞)が。

高山一恵さん ファイナンシャルプランナー。講演や執筆を通し女性の人生に必要なお金の知識を伝える。共著『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)など著書は累計100万部超。

加納淳一さん 三省堂書店営業推進部所属。神保町本店などでの勤務を経て、現在は顧客関係管理を担当する。投資歴は約15年で、日本株(高配当株)と米国株(ETF)を併用中。

井戸美枝さん CFP(R)、社会保険労務士、経済エッセイスト。生活に身近な経済問題や年金・社会保障問題をわかりやすく解説する。著書に『お金がなくてもFIREできる』(日経BP)など。

鈴木弥生さん 編集者、ライター。All About預金・貯金ガイド、AFP。マネー系雑誌や書籍で活躍。「お金は使うもの」だった自身の経験を活かした、初心者にもわかりやすい視点が持ち味。

※『anan』2023年5月24日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・宮尾仁美

(by anan編集部)

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