
NOSUKEさん
プロダンサー・NOSUKEさんが教えるダンス×エクササイズのボディメイク法、通称“ダンエク”。今回は関節のダンエクを紹介。また、読者から質問を募集し、プロダンサーに聞きたいあれこれを教えてもらいました。
Index
Let’s ダンエク! ダンスト!
1、ダンスの動きで楽しく続くボディエクササイズ。
2、テンポ次第であなたに合ったダンエクに。
3、好きな音楽に合わせて毎日続く運動に。
PLAY LIST
BPM(Beat Per Minute)の数字が大きい=スピードが速いほど負荷が増す。
SLOW
Obsessed/Ayumu Imazu
Don’t hang up/Chan & Giwon
Left and Right(feat. Jung Kook of BTS)/Charlie Puth
Blue Jeans/HANA
What is Love?/TWICE
FAST
関節のダンエク
体重を支える足首をしっかり曲げ伸ばし! 腕は、肩甲骨から動かすのがポイント。1と5ではしっかりポーズをキープして。

5~8、1~4を左右を入れ替えて行う。これを2セット。
ダンスのギモン、NOSUKEさんに聞いてみた
Q、堂本光一さんの「The beginning of the world」の振付にまつわるエピソードを教えてください。
MVには50人ものダンサーが出演していますが、光一さんはまったく埋もれないんです。人って本当に光を放つんだなあ…と圧倒されました。歩き方からカッコいいんです。あの壮大な曲を聴けば普通は堂々と歩いてしまうところを、光一さんはゆらりと進む。timelesz projectで仰っていた「究極は抜くこと」とはこれか、と。大人数の動きの調整でお待たせしても「いいものを作るためなら」とご協力いただいたことにも感謝です。
Q、アイソレーションを上手にできるようになりたいです。どうしたらいいでしょうか。
人の体は連動するのが当たり前なのですが、首なら首、胸なら胸だけをグッと鋭く、繊細に動かすのがアイソレ。逆に、それ以外は動かさない! ここがキモです。最初は、首のアイソレなら肩、胸のアイソレは腰など、動かしたい部位につられてしまうところに手を当て、強制的に動かないようにして練習を。そして“これ以上はキツイ”と感じる、もう少し先までいく意識を持つと、可動域が広がります。アイソレは地道な練習あるのみ!
Q、体育祭のダンスを練習中です! どうしたら上手く踊れますか?
上手く踊りたいですよね。よくわかります! ただ、そう思いすぎると、もし上手くできなかったら、失敗したらどうしよう…という恐怖心も同時に芽生えてしまいます。きっとたくさん練習していると思うので、その成果を楽しんで発揮してほしいです。僕も文化祭で踊ったことがあるのでわかるんですけど、きっと緊張するだろうし、振りが飛んでしまうかもしれません。でも、練習を積み重ねていれば必ず振りに戻れます。自分を信じて!
Profile
Team"S"pecial
チームエス 2012年結成。振付、ダンサー、パフォーマンスディレクター、ライブ演出を手掛けるスペシャリストチーム。英語・韓国語圏でも活動中。Instagram
NOSUKE
ノスケ ダンサー、振付師として、BTSやMrs. GREEN APPLEなど様々なアーティストのダンサーや振付を手掛ける。「timelesz project」にダンストレーナーとして参加し、全課題曲の振付を担当。愛溢れる言動が大きな感動を呼んだ。
写真・小笠原真紀 スタイリスト・井田正明(NOSUKEさん) ヘア&メイク・佐々木れな(ThreePEACE/NOSUKEさん) 美樹(ThreePEACE/hayuruさん) 取材、文・小泉咲子
anan 2465号(2025年10月1日発売)より